パタヤでよく見かける行商で特徴的なものが「ほうき売り」です。
こんなものがよく売れる理由は、小さいバーやレストラン、商店がたくさんあり、掃除をするときは店の中の埃を外へ掃き出すようにするためです。
ほうき売りには3つのスタイルがあり、多くはバイクのサイドカーにほうきを固定して売り歩くタイプです。
2番目が手押し車に箒を載せて売り歩くタイプ、3つ目が担いで売り歩くタイプです。
1つ目のタイプは機動力があるんですが、バービアの奥とかへは入れないので、商売の範囲が限られます。3つ目のタイプはどこでも入って行けるので、機動力のなさを補えます。
そして2つ目がその中間です。
そんな手押し車のほうき売りが2台並んでいるのを撮れました。このようなシーンはなかなかレアです。
売り子はどちらも中年の女性です。タイの女性は男よりよく働きます。

右側のほうき売りは疲れてしゃがみ込んでいました。
暑い中、町中を歩き回るんですから苦労の割に儲けが少なく楽な商売じゃないです。
ほうきは1本50~150Bくらいなので、1本売れても20Bとかよくて40Bくらいの儲けにしかなりませんね~。
