シンガポール航空の子会社 LCC、SCOOT に搭乗した感想 | 過去の記憶タイ

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タイを中心とした過去ネタを紹介していく予定です。

SCOOT はシンガポール航空の子会社で、中距離路線を運航する LCC です。
(シンガポールで国内線とかあり得ないので・・・)

成田へは最近では3便も飛ばしています。

・成田 - バンコク・ドンムアン - シンガポール 1便
・成田 - 台北 - シンガポール 2便

成田空港でのターミナルはターミナル2で LCC 用のターミナル3ではないです。

最近、NOK SCOOT という会社が成田へ就航したようですが、 SCOOT とは別会社(シンガポールでなくタイの会社) です。

バンコク便は NOK SCOOT へ今後、移管になるようです。

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・運賃
LCC なので、早期予約かつ閑散期なら、日系キャリアの半額とかで乗れます。
その逆の直前予約かつ繁忙期だと、日系キャリアとの差が小さくなるので、利用するメリットを感じませんね。

・座席
LCC なので、前後、左右の幅がメチャクチャ狭いです。
姿勢をあまり変えられないので、腰が痛くなりました。
デブでない女性なら、耐えられそうですが、男性では長時間フライトはきついです。
座席配列は3・3・3の配列なので、日系キャリアの2・4・2の配列より一人分多いです。
前後の幅も狭く、東京から大阪まで3000円台とかで行ける高速夜行バスみたいです。
座席に LCD は付いておらず、共用のディスプレイもありません。
東京・バンコクは飛行時間が6時間くらいかかるので、何も持ち込まないと寝る以外やることがありません。

・荷物検査
機内持ち込み手荷物ですが、チェックイン時に検査があるのかと思って、家で荷物のサイズと重さを計って来たんですが、荷物検査はありませんでした。
見た目、規定サイズと重量を超えてなさそうなら、そのまま OK のようです。

・食事と飲み物
食べ物と飲み物を機内に持ち込むのは、規定上は NG ですが、たいていの人は、チョコレートみたいな菓子類と搭乗前に買った水を持ち込んでいました。
食事は機内販売していますが、値段がメチャクチャ高いうえに、シンガポール(マレーシア)のローカルフードが多く、日本人やタイ人の口に合いません。
ということで、ほとんど売れてませんでした。

スクートの機内食のページ


・機体・機内サービス
LCC に多い A320 ではなく B787 でした。
機体が新しく、内部もきれいです。
機内サービスはすべて有料なのは仕方ないですが、日系 LCC と比べて高いです。
支払は、シンガポール・ドルがベースなので、円で支払ってもお釣りがシンガポール・ドルになります。
クレジットカード払いもできますが、JCB は使えません。

・荷物
機内持ち込み手荷物は10kgまでの制限と大きさの制限があります。
スーツケースは小型のものは可能ですが、よく見かける大型のは持ち込めません。
預入手荷物は有料で、予約時に料金を払っておかないと、相当、高くなるので注意が必要です。
荷物が多い人は、フルサービス・キャリアをお勧めします。

・客層
行きは日本人が半分くらいいましたが、帰りは7割くらい外国人(タイ人がほとんど、西洋人が少し)でした。
中国人のように大声を出したりする人はいないので、マナーはよいです。
タイ人の客には、屋台を引いているオッサンみたいのがいましたが、無事、入国できたんだろうか?
日本人客も、日系キャリアに比べて、貧相な感じの人が多いです。(ビシッと決めた人はいない)


・全体的な感想
  1. 繁忙期でなければ、日系キャリアより大幅に安いので、とにかく安く乗りたい人にはいいかもしれません。
  2. 身体が大きいと、座席が狭いのでバンコクまではきついです。
  3. 機内販売は高く、日本人の口に合うものがないので、乗る前に食事を済ませたほうがいいです。
  4. 荷物の制限が他の LCC 同様いろいろあるいので、事前に調べてから乗らないと、追加料金(高いです)を取られるので、注意したほうがよいです。
  5. なぜか、チェックインカウンターがメチャクチャ空いていました。(立ったまま、長時間、待たされないので良かったです)