その人は、石垣島に一人移り住んで家を建てて何年か暮らしたそうです。
「暮らした」と過去形になっているのは、今は住んでないってことです。
なぜかと言うと、大型台風のため家が傷んで住めなくなってしまったためだそうです。
家は、鉄骨造りの小さなものだったそうですが、大型台風が頻繁に来る沖縄では、傷みが激しく日持ちしないそうです。
台風が来ると、海が近いのでしぶきが飛んできて、金属がさびやすく、家だけでなく家電やパソコンなども本土より早く傷んでしまうそうです。
住んでた場所は、石垣市中心部から30分ほどの場所ですが、ちょっとしたスーパー(よろずや的な)があったので、とりあえず生活に必要なものはそこで買えたそうです。
ただし、それ以外のものを買うのは、石垣市中心部までバスで行く必要があったそうです。
車は持ってなかったそうです。
車の維持費は本土より高いそうで、故障すると部品代が高く、海に近いので傷みも激しいためだそうです。
それに島で出かけるところもほとんどないってのもあるかもしれません。
普段の生活ですが、やることがないので、一日中、パソコンでネットをやっていたそうですが、パソコンの寿命も短く3年くらいで壊れたそうです。
昼間は、日差しが強く、すぐ日焼けして火傷のようになったそうです。
暑いのですが、エアコン代がかさむので、できるだけエアコンは使わずに、窓を開けっ放しですごしたそうですが、きつかったようです。
本土から移り住んだ人が結構多くて、農地を借りて農業をやっている人がいるそうですが、それ以外の仕事はほとんどなくて、地元の高校を卒業した生徒は大部分が外に出るそうです。
でも、本土ではそういう場所って過疎地で高齢者しかいませんが、沖縄は子だくさんで子供がたくさんいたそうです。
下の画像は、ストリートビューのものですが、その人が住んでいた場所の近くの様子です。

