あおぞら ほしぞら 彼方の空

あおぞら ほしぞら 彼方の空

makamu ことタバタミエコ公私混在活動日誌。横浜で子育て・子育ちの支援やフリースクールづくりをしています。

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久しぶりのブログ更新ですが、みなさまお元気でしょうか?
書きたいことがあったとき、気が向いたときに、自分のアルバムのように更新しています。
不定期と言えないほど、気ままなブログですが、どうぞ今回もお付き合いくださいませ。

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11月29日、緑区地域子育て支援拠点「いっぽ」主催でファシリテートさせていただいた、
保育付き連続講座「そのままで子育てしよう」が終わりました。
最終日の修了の会では、これまでの学びを振り返りながら
参加者が自ら紡ぎ出した言葉と笑顔にファシリとしても感無量の回となりました。
本当にありがとうございました。

毎週5回、ひと月の間、自分だけでなく子どもも抱え、健康管理や家族との調整に気を配りながら、
参加しようと決めた方たち。それだけでも心から素晴らしいと思います。
語り合ったテーマは食事のこと、きょうだいのこと、しつけ、自分と家族の時間、パートナーシップ・・・
子育てサークルやサロンなどではなかなか話題にならないことを
ここでは参加者自らが出し合い、向き合い、仲間と一緒に考えました。
いつものことですが、ファシリはただ、
方向性としっかり話込める場を整えるだけで、何かを教えることはしません。
答えや、大事な気づきはいつも参加者の中からやってくるのです。
もともと1人1人には大事な力が備わっているのだと思います。
毎回、参加者の中から名言が生まれ、ファシリとしても本当に準備が楽しみでした。

日本語を教えていたときも、このような講座でのファシリも、子育て支援のスタッフなどでも
私が大事にしたいのは「学ぶ人(参加する人)が真ん中にいること」。
人が自律的に学ぶプロセスに立ちあうのが、私は大好きだなあ、としみじみと思います。
だから、学ぶ人が自然に気づくプロセスを邪魔したくないなあ、と思います。
人が自ら気づいた時に見せる表情は、まるで花がぱあっとほころんで咲くかのようで、
本当に本当に美しいのです。

自分を肯定することができ、方向がわかり、わからないことを「わからないけど、どうすればいい?」と
尋ねることができ、仲間がいれば、人は自然とあるべき方向に自分を育てることができるのだと思います。