うらみわびの
【きょう考えたこと】
第95回
”自由”こそが
人々の”注意”を喚起する
散歩をしていたときのことである。
私は極力、道の左側を歩くようにしている。
というのも日本では車道は左側通行だからだ。
例えばT字路。
向こうから左折してこちら側の道に侵入してこようとする車がいたとする。
もし、歩行者が道の右側を歩いていたとしたら
出会い頭に事故になる可能性が高くなる。
私は極力、その可能性を低くしたいと考えている。
同時に、それがドライバーの安心にもつながると考えていた。
しかしながら、こう思った。
仮に法律で歩行者の右側通行を禁じたとする。
私たちのほとんどは左側通行をするようになる。
それでも右側を歩く人がいる。
ドライバーからしたらどうだろうか。
「まさか道の右側を歩く人はいるまい」という思い込みがあったら
出会い頭の事故はむしろ増えはしまいか。
結局のところ、このレベルのことは人々の”自由”ということになる。
今回の車と歩行者との接触事故という観点からいうと、つまるところこの”自由”が”不確実性”というベールをまとい、ドライバーの注意を促している、とも捉えられる。
”自由”とは”安全”とは、単に私たちがそれを謳歌する為だけに存在するのではなく、
「何があるか分からない」という
”不確実性”と”注意”を呼びかける、
いわば2つの側面があるように思われる。
はなしは少し変わる。
”自由”は人々の”多様性”を生み出す。
なぜなら我々の趣向は人それぞれ異なるからである。
「右か左か」ということでも
「右利きか、左利きか」ということもいえる。
例えば野球。
先日、なんとかプロ野球が開幕しました。
現在、私の応援している
横浜DeNAベイスターズは最下位ですが、
なんとか健闘してもらいたいものである。
野球では「右か左か」が試合を大きく左右する。
バッターボックスの右に立つか、左に立つか。
ピッチャーは右投げか、左投げか。
一般的には
右投げピッチャーは右バッターに、
左投げピッチャーは左バッターに強い
といえる。
そこからベンチ起用が生まれる。
例えば
右投げに対して左バッターを起用
左投げに右バッターを起用、
といった感じだ。
代打というシステムもおもしろい。
現状のメンバーに変えてベンチからピンチヒッターを出すシステムだ。
時には
右ピッチャーに対して左バッターを代打で起用
↓
相手ピッチャーが左投げに交代
↓
それをみて新たに右バッターを代打で起用(代打の代打)
ということもある。
野球はここら辺のベンチワークが熱い!
特に今年はコロナにおける特例として、公式戦に延長戦がない。
つまり、試合は9回打ち切りとなる。
これにより、チームは延長戦を想定する必要がなくなったため、早い段階でベンチメンバーの札を切ることが予想される。
ペナントレースでも最終戦並みの白熱した試合が期待できる。
今年も野球から目が離せない!
今日も皆さんが幸せでありますように。
今日の一曲♪
『primal(feat.Ceui)』
(歌:solfa)
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