実家に帰ってきました
母は山形出身。
先週同窓会で山形に行ってきたばかり
なので
実家には山形の美味しいものがいっぱい
帰るタイミングばっちり～
ミズと牛肉のきんぴら
ミズって知っていますか
山菜の１種で軽いトロミ、粘りがあります。
ウワバミ（大きな蛇）の出そうな奥深い渓谷に生えるから、“ウワバミソウ”とも言われるそう
シソ味噌巻き
甘く炊いた味噌をシソで巻き、揚げてあります。
お酒やご飯が進みます
笹巻き
笹の葉でもち米を包み茹でて作ります
山形で採ってきた笹の葉で母が作ったもの。
笹のもつ殺菌力で日持ちします。
常温で１週間保存されていたものを食べましたが
中はもっちりやわらか
うぐいすきな粉で食べました
米沢牛入りサラミ
米沢牛の味・・・多分しました
くじら餅
母が小さい頃は どの家でも自家製くじら餅を作っていたそうです。
もち米を粉にして甘みをつけて練り、木の型に入れて蒸して作ります。
１ｃｍほどにスライスして焼いて食べます
種類は３つ
白砂糖・黒砂糖・しょうゆ味
昔は黒砂糖が一般的で白い砂糖で作っている家庭は
オカネモチ～
と言われていたとか。
今は逆に黒砂糖の方が高いのですけどね
山形の名産品、素朴なものばかりですが
どれも手間をかけて作られていて、かつ日持ちするもの。
昔は今よりももっと料理に時間と労力をかけていたんだなぁ。
簡単に作れるものが注目されている忙しい現代社会。
代々受け継がれる味というのも最近では少なくなってきていますね。
時代とともに食は変わるものですが
時短、時短でレンジでチン！は
時に寂しさを感じます・・。
丁寧に作られた料理はやはり丁寧な味がして
お腹だけじゃなくて心も満たしてくれるような気がします
時々でも丁寧な気持ちでお料理できたらいいですね
山形には
だだちゃ豆、さくらんぼ、笹竹、玉こんにゃくなど名産品がまだまだあります。
郷土料理では
夏はだし、秋は芋煮など・・・
子供の頃は毎年秋になると
親戚で河原に集まり
大鍋で炊いた芋煮を囲んでワイワイ芋煮会をしていました
釣った魚を唐揚げにして食べたりもしたなぁ
いつか私もそういう会を開きたいな
さて。
自他共に認める食いしんぼう まじょっこﾃﾞｽ。
ん～。
他の県も知りたいっ食べたいっ
全国の
郷土料理食べ歩きの旅
したいなぁ・・・