昨日の薬膳講義では診断学を勉強
中医学において重要とされている
舌診 ｾﾞｯｼﾝ
読んで字のごとく
舌を診る、ということです
舌は神経・血管・筋肉が密集している部分
体の様々な状態を包み隠さずあらわしてしまいます
「舌の質」と、「舌苔」両方を合わせて観察します。
色や大きさ、形、厚み、状態・・・
みるべきところは多岐にわたります
簡単にいうと 健康的な状態では
薄いピンク色
口に合った適度な大きさと厚み
みずみずしく柔軟性がある
舌苔は薄く白っぽい色
になります
みなさんは普段自分の舌を見ることがありますか？
舌の状態で特にわかりやすいのは胃の状態
オモ～い夕飯
を食べ過ぎた翌朝などは
舌そのものの色が見えないほどに舌苔が厚くついていることがあります
これは自分の胃腸の能力を超えた量・内容の食事をしてしまったサインです
その他 舌には体のイロイロなサインがあらわれます
健康のバロメーターになるわけですね
以前から毎朝、そして体調の変化があるときに舌を見るようにしていますが
驚くほど舌は変化するものだと実感しています
昨晩の旦那さんの舌にはヒビが入っていました
これは『裂紋ﾚﾂﾓﾝ』といって
体の津液（体内に存在する必要な水分）が不足している状態や、
心身の過労状態であることをあらわしています。
最近、ずっと寝不足続きで仕事してるもんね・・
みなさま・・
勉強のために
ぜひ私に舌を見せてくださ～い
そうそう
今日のお勉強合間のお夜食には
豆乳茶碗蒸しが出てきました
タイ旅行中、調子に乗ってダイスキな辛い物を食べ過ぎていた私。
疲れも重なり ちょっと胃炎気味です
ｳｳｯ､ｲﾀｲ
これなら優しい味で消化も良さそう。
しばらくは暴飲暴食、気をつけようっと・・・