エッセイや日記ばかりじゃ、お勉強には距離があるので、今朝は英語のお勉強をしましょう。発音やスペルが似ている単語は無数にありますが、ここでは、日常会話で間違う頻度の高いものをいくつか。

(1)uとaの区別がつかないため。日本語発音ではどちらとも「ア」であることが原因。

drug
drag

マツキヨやサンドラッグはdrugstore
dragは「ひきずる」という動詞の他に、名詞で使うと、
it's a drag.
どうしようもないねえ。
っていう否定的な意味合いになります。
言うまでもなく、uは若干閉じた「ア」aは開いた「ア」、アとエの中間ぐらい。意識的にちょっとだらしなく舌をだらんとさせて言うぐらいが丁度いいです。アメリカ英語ですけど。

stuff
staff

stuff は「もの」一般。
staff は日本語のスタッフ。関係者。
両方とも単数。
このuとa の発音もdrug と dragの違いと同じです。

(2)lとrの区別がつかないため。

erection
election

これ、間違えると大変。
erectionは勃起。
electionは選挙。
特に口で言う時に要注意。
erectionはもうわりきって「イレクション」
electionはきちんと「エレクション」

(3)開いたeと閉じたeの区別ができないための間違い。
desert
dessert

desertは「デザート」アクセントは前。砂漠。
dessertは「ディザート」アクセントは「ザ」に。食後のデザート。



マイレージ、マイライフ (原題:Up In The Air)で、CAがジョージ・クルーニーに
Would you like a can, sir?
と、聞きます。普通海外で飛行機に乗ると、コーラなど頼んだときに、缶に残った分もそのままくれます。それをこのCAは聞いているのですが?言葉が空中を飛んでいるので、canとsir が一つの単語に聴こえて、
Would you like a cancer?
癌はいかがですか?
と聞かれているように誤解してしまうシーンがあります。

アメリカ人同士の会話でもこういう空耳のようなことが起こるんですから、lとrやeやaの発音の区別のない我々はたえず、こういう間違いをしてしまっても不思議ではない、ですね。

ただ、致命的なことにはならないように
選挙= election
はしっかり覚えておきましょう。

日常会話で選挙のことは話さないから大丈夫?とんでもない、アメリカを筆頭に特に欧州の若者は政治の話が大好き。パーティーでも日本人をつかまえて、こないだの選挙はどっちに投票した?なんて、聞かれますよ。

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