先日、アメブロの投稿ネタを書いていて

改めて思った。


「キャンディ・キャンディ」の

イライザってめっちゃ可哀想やん!!


もちろん、愛読していた小学生の頃は

完全にキャンディのシンパであったから、

イライザが大嫌いで、彼女がキャンディを

意地悪をして痛い目に遭うたびにスカッと

していたものである。


が、自分も男や仕事や病気やなんやかんやと

人生すったもんたを経てオバハンになった

今思う。


イライザってそんなに性悪?


確かに、ラガン家に引き取られた

キャンディを速攻、

「生まれ育ちが違うビンボー人」

とお話相手なんてまっぴらよーと

イジメ倒していた。


が、その通りなんである。


生まれながらに良家のお嬢で、しかも

いつもきちんと髪を巻いた、上品可愛い

イライザと、

ソバカス、つまりシミだらけの顔をした

髪の毛あっちゃこっちゃのビンボー人、

キャンディ。 

(キャンディは作中で美人とか可愛いと

か言われていた記憶はないので、愛嬌は

あるが、アニーのように、容姿が優れて

いるとかではなかったと推測)


時代背景から言っても仕方ないし、

そういう世の中でそういうしつけを

うけているであろうイライザが、

子供のどストレートさでキャンディに

接するのは、ある意味素直であると

言えよう。


話し相手っつたって、

美味しいお菓子の話も、流行りのドレスの

話も出来んしな。


アードレー一族のお坊ちゃま達が

こぞってキャンディに優しかったのも、

彼らが男性で、ぶっちゃけラガン家より

格上ぽく余裕ありげだったからじゃ

ないかと。


本気で育ちの良い人って、

恵まれない人に、てか誰に対しても

優しく丁寧に振る舞えますもんね。

あとマトモな男は、年下の女をそう

邪険には扱えない。


それと…まあビンボー人的破天荒さが

時として窮屈で退屈な上流の

生き方に風穴を開けてくれるのが

心地よかったんではないかなーと

思ったりもする。


話が少し逸れてしまったが、

そんな、まあ平凡なお嬢として、兄ニール

とともに家族円満、何不自由不満もない

イライザの人生は、キャンディによって

一変する。


まず、見下していたはずのキャンディが

まさかのアードレー家の養女に。

「私よりいいドレス」を着ているのを

目の当たりにする。


そして、初恋のアンソニーをかっさらわれ

たのを皮切りに、アーチー、ステア、テリィ

と尽くもっていかれる。


おまけにアンソニーは、

キャンディのお披露目のキツネ狩りで

命を落とすのだ。


テリィは、好きでもない女に身を挺して

庇われて、どーしよーもなくなって

アル中になってしまうしな。

立ち直ったからよかったけど。


しまいには、実兄ニールまでもってかれる

しなー。

「ニールよお前もか…!」

だよ可哀想に。


ただのおバカ坊っちゃんだったニールが、

キャンディを監禁するまでに狂うのを

目の当たりにした時の、彼女の気持ちを

思うと遣る瀬無い。

(読んでた当時はキャンディ、大変!可哀想!!

たったが)

これまたつきものが落ちたみたいに正気を

取り戻してよかったけど。


狂って暴走した挙げ句、

突如現れたウィリアム大おじさまの鶴の一声で

結婚を破談にされた傷心の兄を

「おにいさま、あちらにはきっと、

キャンディなんかよりすてきな女の子が

いっぱいいるわよ」

なんて優しい妹、イライザよ。


貴女もあちらで、すてきな男の子といっぱい

出逢って幸せになっていたらいいなと思う

今はアラカンの私である。