私は今は不動産管理会社で勤務している。45歳 既婚の中年男性です。

経歴は専門学校を卒業後、自衛隊へ入隊⇒8年勤務後に除隊して、民間の中小企業警備会社へ入社⇒約17年勤務後に退職して、現職の不動産管理会社へ転職

 

体力には自信があり、45歳で引き締まった筋肉質な体、ベンチプレスでも100㎏以上は挙げれます。

自衛隊は陸上自衛隊の精鋭部隊(第一空挺団)に在籍していました。今までの人生でこの経験以上に過酷な状況に身を置いた事はありません。 

 

警備会社時代は、花形の外資系のセキュリティオフィサーとして、六本木ヒルズ、大使館、高級外資系ホテル、物流の現場でセキュリティー業務へ従事 一緒に働くセキュリティーオフィサーの方々も大卒で英語も出来て、優秀な方達でした。消防大会に出場して(丸の内で開催される消防大会は日本一のレベル)準優勝の快挙を成し遂げた事もあります。

消防大会の内容は、魅せる訓練の形式であり、基本教練が上手な事、発声(大きな迫力ある声)、機敏な動作が重要であり自衛隊出身の私には得意分野であり、会社から結果を残す様に期待され、当時現場の責任者であった私が、訓練内容等を全て設定してチームをまとめていました。 外資系の現場は比較的契約期間が短期で、1年毎に入札があり、請負う現場が無くなり、現場を渡り歩く事が常で、私も様々な現場を転々として、定期的に新鮮な気持ちで業務に励む事ができました。

お陰様で、外資の施設警備は大概のセキュリティー業務を学び、得たノウハウは財産です。

データセンターの現場は一人現場で、空いた時間で資格の勉強に励み、FP3級、2級、日商簿記3級、2級、証券外務員1種、宅建の資格も独学で取得しました。 投資や金融関係の本を何冊も読んで、今は投資として資産形成をして、お金に日々働いてもらっている次第です。NISAも発足以来から投資を続けていました。結果今では金融資産は6000万弱 今年から新たに始まった新NISAでは、毎月30万インデックスファンドへ積立をし、将来の資産形成は問題無しといったところです。

 

警備会社を退職しようと意識し始めたのは、外資系専門から商業施設の俗に言う、警備員へ格下げされた事がきっかけだ。

異動理由は、人員不足の為と会社命令の異動なので逆らえない訳です。外資のセキュリティーオフィサーの制服はネクタイにブレザーであり、業務内容は、PCで個人がアカウントを持って、メール、外資系の会社の社員のデータ管理やアクセス権の管理等ハイレベルでとても仕事内容は面白かったが、商業施設の警備は、警備服を着て、巡回、荷捌きスペースの立哨等、年配のPCができない、スキル無し、教養無しの民度が低い人達と勤務していました。最もきつかったのが勤務日数の過多で、24時間勤務後に再度24時間勤務明けて、再度2日間拘束されるみたいなシフトでした。結局私も商業施設の警備は約6年従事、責任者も従事していましたが、真面目に勤務したのは2年弱で、残りは徹底的にサボり 最終的に腐り(サボり)がばれて、より厳しい現場へ異動が命じられ、退職に至ったわけです。サボりの内容は、巡回は行かない、私が責任者の時は、最低限の仕事(報告書作成)だけで、立哨はしない、立哨の最中に片耳にイヤホンを付けて音楽、ラジオを聴いたり、巡回でもサボりポイントを見つけゲーム(ソシャゲ)をしていました。当時の私の心境は、なんで自分がこんな現場で勤務していて、ひたすら会社から放置されている惨めな境遇に思えてならず、徹底して会社を恨み、日々悶々としていました。

 

人生の転機が訪れたのは去年で、腐っていた私を見かねた隊長(現場の最高責任者)が私を現場から追い出し、他の商業施設の現場へ異動した事が転機でした。異動した先の現場は、規律、業務内容はとても厳しく、警備員にうんざりしていた私には、今更どれも受け入れ難く辞める決意をした訳です。

 

転職活動は一般的にリクナビネクストを活用しました。実は今までもリクナビで転職活動はした事がありましたが、書類選考で落とされたり、面接で落とされたり、最終まで通っても私から断ったりと散々でしたが、たまたま不動産管理会社から通知があり応募⇒書類選考通過⇒面接⇒就業体験⇒内定を貰い 45歳にして業界未経験でも転職に成功しました。

転職して半年が経過しましたが、体感的に非常に覚える事が多く、大変ですが、仕事自体は面白く非常にやりがいを感じており本当に転職して良かったと思っております。 妻からはあんたは転職に苦労した事がなくて恵まれている運がいいと羨ましがられますが、私の採用の決め手が、警備会社に約17年在籍していた事(転職回数の少なさ)、独学で取得した資格が決め手であったと後で聞きました。 今後もプロの不動産マン(宅建士)として自覚して勤務していきたいと思っています。今後仕事にもっと慣れた後に業務内容も書こうと思っています。