こんにちは。
朝比奈です。
明日から師走!
お仕事もお忙しいかと存じますが
今年は久方ぶりに
忘年会などでお酒をお召しになる機会も
多くなるのではないでしょうか。
実は、
私たちが水素吸入をしはじめて
とても体感していることのひとつに
「二日酔いや悪酔いになりにくくなった」
ということがあります。
これは
クライアント様からもよく聞くお声です。
調べてみたところ、
メカニズムはまだ不明な点が多いものの
水素は二日酔いの要因の一つである
アセトアルデヒドを解毒するという研究結果が出ています。
2016年広島県立大学と三重大学の
研究グループによって発表された論文で
水素による二日酔い、悪酔いの予防効果の
一部の機序を明らかにされています。
まずは
二日酔いはなぜ起こるのかから
■なぜ二日酔い、悪酔いするのか?
二日酔いや悪酔いの機序は
まだまだ判明していない面も多いのですが
有力な説として
アセトアルデヒドの影響が挙げられます。
通常、お酒を飲むと、
アルコール成分(エタノール)が代謝されて
最終的には炭酸ガスと水になり、体外に排出されます。
アルコールが代謝される際、まずは
エタノールが肝臓内でアセトアルデヒドになります。
その後、身体に無害な酢酸となり、
最終的には二酸化炭素と水になって
体外に排出されます。
エタノールの最初の代謝物質である
アセトアルデヒドは毒性があります。
そのため、
自分の身体が代謝できる量以上のアルコールを飲むと
アセトアルデヒドが体内に蓄積し
細胞に強い毒性を与えます。
これが、
吐き気や頭痛、急性アルコール性胃炎などの
悪酔い、二日酔いの症状の原因の一つとみられています。
■アセトアルデヒドとは?
1)細胞毒性(発がん性、神経障害の可能性など)
厚生労働省のe-ヘルスネットによると
アセトアルデヒドは
・「アルコール成分「エタノール」の最初の代謝産物
・フラッシング反応や二日酔いの原因物質
・ヒトへの発がん性が疑われている
・種々のアルコール性臓器障害の発生に関与すると考えられている
・アルコール飲料には生産の過程で高濃度のアセトアルデヒドが含まる
・たばこ煙からも高濃度のアセトアルデヒドが検出される
とあります。(原文は※1に記載)
二日酔いの原因として有名な
アセトアルデヒドですが、
飲酒時以外にも
塗料の溶剤の接着剤、防腐剤、防かび剤などで使用され、
この建築材料から揮発するアセトアルデヒドが
シックハウス症候群の原因にもなっています。
また、
発がん性が疑われており(※2)、また
アルツハイマー病のような
神経障害を起こす可能性も示唆させています。
このように
アセトアルデヒドは細胞毒性を持ちます。
2)酸化ストレスの原因になる
アセトアルデヒド自体が細胞毒性をもつと同時に
アセトアルデヒドは
体内で活性酸素を発生させ
酸化ストレスの大きな原因の一つともなっています。
アセトアルデヒドが
白血球などの細胞を傷つけていることは
様々な研究データでも示されており、
たとえばアルコールを大量にマウスに与えると
細胞の酸化度がとても上がることが分かっています。
■水素によるアセトアルデヒドの解毒作用
広島県立大学と三重大学の研究グループが行った実験で
水素がアセトアルデヒドを解毒するという結果が出ました。
アセトアルデヒドを溶かした試験管、及び
市販の焼酎(アセトアルデヒドを含む)を入れた試験管に
それぞれ微量の水素を添加したところ
アセトアルデヒドが素早く解毒され
アセトアルデヒドを溶かした試験管では120分で、
焼酎の試験管では20分で
アセトアルデヒド濃度がほぼゼロになり
その後18時間、濃度は上昇しませんでした。
同時に、アセトアルデヒドを溶かした試験管を別途用意し
水素を入れずに18時間濃度を測定すると
濃度に変化がありませんでした。
以上の事から
水素にアセトアルデヒドの解毒作用があることが分かったと
結論付けています。
この研究により、
水素は、例えば
アルコール性肝炎、肝臓癌、肝硬変など、
これら病気の予防にも効果的である可能性が示唆されました。
■水素と飲酒
お酒には醸造過程で生じるアセトアルデヒドが
一定量溶けていますので
お酒そのものを水素水で割ったり
飲酒の直前に水素サプリを飲んだりすることで
悪酔いしにくいお酒にすることができるといえるそうです。
また、アセトアルデヒド濃度は飲酒直後からあがっていくので
お酒の合間に水素水や水素サプリなどで水素を摂取する事で
順次アセトアルデヒドを解毒出来るとも考えられています。
あわせて、飲酒後に水素を摂取する事で
アセトアルデヒドを解毒し、
翌日に残りにくい状態を創ることができるそう。
私たちもお酒をのむ際は
必ず前後に水素吸入や水素サプリ、水素水で
ケアしています。
するとお酒のほろ酔いの気持ちよさは残ったまま
悪酔いの気持ち悪さを感じにくく
翌日もお酒が残りにくいなぁという体感があります。
とはいえ、多量の飲酒(飲み過ぎ)は
身体に負担がかかりやすくなりますので
適量に注意しながらお過ごしくださいね♪
※1
厚生労働省e-ヘルスネット「アセトアルデヒド」原文 一部抜粋
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/alcohol/ya-005.html
「アルコール成分「エタノール」の最初の代謝産物であり
フラッシング反応や二日酔いの原因物質。
ヒトへの発がん性が疑われている。
エタノールは主として肝臓で酸化されてアセトアルデヒドになり、
さらに酢酸へと代謝されます。
アセトアルデヒドの分解が遅い体質のひとは、
少量の飲酒でフラッシング反応(顔が赤くなる。吐き気がする。動悸がする。眠くなる。)を起こし、
比較的少ない量の飲酒で二日酔いも起こします。
アセトアルデヒドは実験動物に発癌性があり、ヒトの食道癌の原因にもなります。
この物質はDNAやたんぱく質と結合しやすい性質を持ち、
発癌など種々のアルコール性臓器障害の発生に関与すると考えられています。
アルコール飲料には生産の過程で高濃度のアセトアルデヒドが含まれており、
たばこ煙からも高濃度のアセトアルデヒドが検出されます。
口腔内や消化管内は、常在細菌によりエタノールから
高濃度のアセトアルデヒドが作られるため、
特に高濃度のアセトアルデヒドに暴露されます。
アセトアルデヒドはヨーグルトのフルーツ風味を作るためなど極微量は
食品に添加されることもありますが、食品添加の超低濃度では発癌に関係しません。」
※2
アセトアルデヒドが分解されにくい体質の人が
大量のお酒などでアセトアルデヒドにさらされていると
食道がんなどのがんを発症しやすくなります。
(厚生労働省 化学物質の環境リスク初期評価
平成9~12年度から
特に食道がんの発生リスクが高いとされている。)
<参考文献>
■The hydrogen-storing microporous silica ‘Microcluster’ reduces acetaldehyde contained in a distilled spirit. Mater Sci Eng C Mater Biol Appl. 2016 Dec 1;69:117-21.
( 水素水は焼酎に含まれる毒性物質アセトアルデヒドを消去する解毒力がある)
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/27612695
■厚生労働省e-ヘルスネット
「二日酔いのメカニズム」
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/alcohol/a-03-005.html
「アセトアルデヒド」
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/alcohol/ya-005.html
「アルコールと癌(がん)」
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/alcohol/a-01-008.html
■日経ヘルスUP
https://style.nikkei.com/article/DGXMZO78252700Q4A011C1000000/?page=2
■岐阜大学 科学研究基盤センター 共同研究講座 抗酸化研究部門 コラム
「有害物質アセトアルデヒドとは何か?」
https://antioxidantres.jp/column013/
「アセトアルデヒドは身体にどんな害があるの?」
https://antioxidantres.jp/column034/
「アルコールとアセトアルデヒドの分解について」
https://antioxidantres.jp/column016/
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