いままで、フランス以外の旅は
このブログで書いてはいけない気がして
2016年以外毎年夫と行っている
ヨーロッパ旅行について
レポートしてきませんでした。
が、やはり隣国であるので相通じるものもあり
隣国なのにまったく違うものもあり
比較してみるのも面白いかと思い
今回のスペイン旅行について
少し書いてみることにしました。
(夫の、遅い夏休みです。)
カタルーニャ独立選挙に1週間先立つ
9月22日の晩にバルセロナ入りしました。
羽田から2路線飛んでへとへとですから、
ふだん呑兵衛な私ですが
エストレラビールのノンアルで乾杯。
ノンアルなのにけっこう美味しい!
さほど空腹でもなく、寝る前なのでごく軽く。
海老の白ワイン蒸しと
じゃがいものスパイシー揚げ。
カレーに入れるようなスパイスを数種と
墨の塩が振ってありました。美味!
お洒落なメニューが沢山あったので
もっと色々食べたかったですが、
満腹でこれにて終了。
クルド・バーという、ホテルの隣にあるお店。
夫が着いた晩に軽く食べられる近くの場所
ということで調べておいてくれました。
空港からホテルまでのTAXIの中から
「パリみたいな大都会だな~」と思っていましたが
翌朝ホテルの窓から眺めたときもそう思いました。
バルコニーの手すりが、ちょっと
モデルニスモなのがバルセロナっぽいのかも?
9/23
ホテルから少し歩いたところに
こんな優雅な水飲み場が。
旅行者が一人、ペットボトルに
お水を入れていましたが
スペインも水道水は硬水なのか
と思い飲んでみませんでした。
ホテルから、歩いて10分かからないくらいでしょうか、
「カタルーニャ音楽堂」。
ピンクの壁がとても華やかで愛らしく
バルコニーの下にも装飾が施されていて
何と素敵な建物なのでしょう!
お向かいの建物とあまり離れていないので
全容を写しきるのが難しいです。
煉瓦の柱にはこんなにかわいい
お花モチーフのモザイクが。
もう少し歩くと、サンタ・カタリーナ市場が。
我々、市場やスーパーで
食材を見るのが大好きです。
屋根がカラフルでかわいいのですが、
上から眺められるような場所は見当たらず・・・
中へと足を進めますと、
カタルーニャの旗がいっぱい。
スペインといえば、オリーブ。
ただ、2012年に行ったアンダルシア地方では
どこへ行ってもまず「突き出し」に
オリーブが出てきましたが
バルセロナとバスクではそれがなかったです。
バルセロナは海が近いですが
お肉もしっかりと。
ひき肉がちゃんと売られているのですね。
(*留学していた時代=2000年頃 には
パリの普通のスーパーで挽肉が買えなくて
牛挽はハンバーグの形になったもの
豚挽は13区の中華街で買うか
自分で塊肉から叩いて作ったものです)
かつお、まぐろ、いか(色んな大きさの)、
ひらめ、ムール貝、えび、かたくちいわしをよく見ました。
かつおとまぐろは、缶詰もやたらと種類豊富でした。
かなり几帳面に並べてあるお店。
トマトだけでも色んな種類が。
秋ですね、きのこがたくさん^^
初日なので、生きのこを
買う訳にいかず、ガマン。
タラ。国民食のようですね。
今回、ホテルの朝食は一切つけませんでした。
食べ歩きが主目的でしたので
ホテルのビュッフェでお腹を
満たしている場合ではありません^^;
11時頃にもう市場の中でお昼ご飯。
ひしこいわしのフリット、まぐろサンド(ツナですね)
スペイン風オムレツ
午前中にビール飲んだの初めてですよ^^;
いわしフリットが本当に美味しかったです。
外はカリッと、中はほっくり。
お向かいさんがお魚屋さんですし。
そのあと、ゴシック教会のすぐ裏手にある
創業256年のろうそく屋さん「ガレリア・スビラ」へ。
ミントグリーンとアイボリー、
そして少しだけピンクという
とても可愛らしい店内。
階段もとてもエレガントですね。
何と優雅なお勘定台。
アンティークなラッピングペーパーホルダーにも
目が釘付けでした。
ろうそく屋さんなので、ろうそくをお買い上げ。
そのあと、裏通りの狭い道に突然現れる
ピカソ美術館へ。
入り口くらい撮れば良かったのですが、
とうってことのない入り口で・・・
館内は撮影禁止でした。
フランスではほぼ撮影OKなので
驚きましたが仕方ないです。
中庭のみ。
パリにもピカソ美術館はありますが、
20年ほど前に行ったきりなので
忘れてしまいましたが
ここほどは作品数がなかったような。
故郷ですからスペインに
たくさんあるのは当然ですね^^;
少年時代に描いたものから
青の時代、薔薇の時代
セザンヌに傾倒していた時代
シュルレアリスム・・・など
順を追って膨大な量の作品が
展示されていました。
マティスそっくりな絵を描いていたのを
ここで初めて知りました。
さてと、歩き疲れたので一旦
ホテルに帰ってシエスタしましょう。
その前に・・・
「マスカルポーネ・クロワッサン」というのが
とても美味しいという
「ホフマン」というパン屋さんが近いので
14時のお昼クローズ前に駆け込みました。
チョコレートクリーム入りと
マスカルポーネクリーム入りを。
いつも自宅でもそうですが
甘いものと珈琲が朝食ですので
翌朝用に買いました。
イタリア何都市かで買ってみた
クロワッサンよりずっと美味しかったです。
イタリアは、他に美味しいもの
沢山ありますからね^^;
オリーブオイルの食材&コスメのお店
「ラ・チナータ」もすぐ近くにあり、
パテやコスメなどを購入。
一旦帰り、出直します。
ロエベに行きたくて、ホテルから
わりと近くのグラシア通りへ。
シャンゼリゼみたいではないですか!
しかもシャンゼリゼより道幅が広く
高級店も分散せずギュっと集まっています。
そしてこの通りには
モデルニスモ建築がいくつもあります。
カサ・アマトリエール ↑
カサ・バトーリョ ↑ ↓
これもカサ・バトーリョ ↑
カサ・ミラ ↑
私たちは外観しか観ていませんが
それぞれ中も見学できます。
ちなみに、バルセロナの観光スポットは
フランスやイタリアよりも(&日本よりも)
見学料はだいぶ高めです。(20€前後)
カサ・ミラは世界遺産でありながら
賃貸住宅でもあり、現在でも何世帯か
入居しているそうで、屋上からはなんと、
サグラダ・ファミリアが見えるらしいです。
さて、歩き疲れたところで
ビール休憩にぴったりなスポットが。
エル・ナシオナル。
グラシア通りから少し引っ込んだところにあります。
広々していて、緑がいっぱいで、
温室みたいな店内。
色んなコーナーに分かれていて、
お肉をがっつり食べさせるところもあれば
軽くビールとおつまみのお店も。
真ん中にある、カウンターのお店へ。
生ビールいろいろ。
「カーニャで」 と頼むと、
こんな小さなグラスで出てきます。
二つともレモンビールです。
暑い日でしたので、爽やかでぴったり。
夜ごはんのお腹をあけておくために
おつまみはアンチョビフィレのみ。
アンチョビフィレ、現地なのに割と高いのです。
ビールが二つで5なのに
このアンチョビフィレ7.5なんです^^;
お手洗いの水まわりがとてもレトロ。
あまりに素敵で写真を撮ってしまいました。
Arcanoというお店のディナー予約は20時半。
スペインはイタリア・フランスより
更にディナータイムが遅いです。
バルセロナは大都会だから、
ノンストップで食べられるお店もありますが
基本的にスペイン人のディナーは
21時からが多いそうですよ。
英語メニューがあったものの、
どんなものが出て来るかよくわからず^^;
ポテトとたまごとフォワグラと書いてあったので
フォワグラ好きな私としては
頼まずにいられませんでした。
このタコ足、巨大なんです。
20cmくらいでしょうか。
ムチムチで美味しい!
下のポテトもとてもクリーミーで
美味しかったです。
まぐろのたたき、白黒のごまをまぶして
オリエンタルなソースで。
このまぐろも一切れがとっても分厚くて
食べごたえがあって。
カヴァ2杯と白ワイン1杯いただきました。
この日一日で、スマホ万歩計で二万歩。
とっても歩き疲れていた身に、
たったこれだけの酒量ですが
とっても効いてしまい
後悔することになります・・・。
↓ランキングに参加しています。
他の素敵なフランス雑貨ショップも探せますので是非ご訪問ください♪
お店のセールなど、お得な情報をいち早くお届けする
メールマガジンのご登録は コチラ からどうぞ。
フェイスブックでも新商品やアンティーク小咄など発信しております。
是非ご覧ください♪