これも過去の話になりますが、
上棟式が迫るある日、建築家から連絡がありました。

「北側3件から、近すぎるのではないか&日照権について、
うちの事務所と建設会社それぞれに連絡が入ったので、説明に行ってきます。
規約に基づいてしっかり設計していますから何も問題ありません。」

との事。
とは言え、
これから何十年もお付き合いするであろうご近所からのクレームです。
やっぱり気になります。
同席することも考えましたが、生憎外せない予定が入っておりお任せすることに。


その後、上棟式で建築家・建設会社社長からそれぞれ報告を受けました。
面白かったのが、両者の説明が全く異なること。

建築家
「まず、法律的に説明する義務はありませんが、
施主様のの好意によって説明することをご了承下さいから、入ったんです。
その後、土地に行き、プライバシーを考慮しつつある程度の間取りをご説明し、
平屋である旨、また外観が非常に美しく仕上がるため、むしろご近所でラッキーです、
ぐらいにお伝えしました。」
「私のこの態度と、建築会社社長の真摯な態度のバランスが良かったようです。」


建設会社社長
「これまでも松の落ち葉の処理が大変だったやらで、言いたいことが溜まっていたようです。
工事の際はきんとごみを処理すること、時間もきっちり切り上げることなど、お約束してきました。
どうやら自分たちが建てたときに、周りから言われた経験があるご様子で、
自分たちも一言、言っておこうとお考えのようでした。
しばらくこの土地は空き地でしたから、新しく建つと、言いたくなるものですよ。」



我々の感想。
”さすが建築家、プレゼン上手だね(苦笑)。お二人でいいコンビだったのかも。”


いづれにせよ、結果オーライ。
ご説明をきちんとしていただいて、本当に感謝。