突然ですが、

みなさんキッチンで泣いていませんか?

 

 

渡仏時、題名に惹かれて読み始めた本。

 

本についてはここをクリック!

 

 アップ   アップ  アップ  アップ

 

 

ちょうどコルドンブルーパリ校を終了するころ、つまり1年ほど料理を勉強したころ、

この本を知って、その題名にすごくしっくりきた記憶があります。

 

きっと一度は経験がある、玉ねぎを切ったときに涙が止まらなくなる状況

 

原因は、玉ねぎを切ると繊維が壊れる反応作用により硫化アリルが空気中に放出され、

目と鼻の粘膜を刺激し、粘膜を守るために涙出る、とのこと。

 

これを止める方法の一つが

 

よく切れる包丁をつかうキラキラ

 

 

繊維が壊れにく=玉ねぎの水分(旨味)が外に流れ出るのを防ぐ

 

 

それにより

 

✓ 玉ねぎの旨味を逃がさない

✓ 保存状態をよくする

 

ということが可能になり、プロの調理場では必須。

鈍い包丁で切った玉ねぎと、鋭い包丁で切った玉ねぎを長時間置いておくと、

色の変色度合も違い、鮮度にも影響してきます。

 

玉ねぎのみじん切りを用意する際には、できる限り包丁を入れる回数を減らします。

実習中に、カタカタカタカタ、とまな板の上でたたいた、当時料理経験ゼロの私。

シェフに、大きな音だね~と言われ、一から教えてもらいました。

 

では、どうやって切るの?

 

まず、各種切る際の基本。

まな板が固定されるように、濡らした布巾かペーパーを敷きます。

私は、100円ショップに売っているすべり止めを適当な大きさに切って使用しています。

 

 

①最初に、左側から約2cm残して、下記写真のようにスライスするように

 包丁を入れます。

 

 

こんな感じ。左側はくっついた状態です。

 

②次に下記のように包丁をなるべく細かく、上まで一段ずつ包丁を入れます。

 

 

③最後に、これもなるべく細く、スライスするように包丁を入れます。

 

 

包丁を入れるのは以上!!

3ステップでみじん切りの完成です。

 

 

一つ一つのプロの方法を取り入れると、きっと、料理がもっと楽しくなると思いますニコニコ

 

涙とおさらばチョキ で、Enjoy Cooking音譜