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世田谷・田園調布
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111年目の中原淳一展
年末年始のお休みを利用して
111年目の中原淳一展を見に行ってきました。
精力的な作家活動で膨大な展示量。。。
活動量の多さと、美しい安定した作品。
改めてすごい方なのだと思いました。
乙女チックな夢の中を表現しているように感じますが
なんといっても、この方は
美しさを通して、世の中を良くしようとした人。
昭和初期から中期にかけて、
美しく生きることの大切さを、ご自分の作品を通して表現した方なんだと
強く思いました。
「窓辺に一凛の花を飾る様な心で」
華美なものを身につけるのではなく
身の回りにあるものをつかって、工夫することも中原淳一さんの提唱される
美しさにつながるようです。
パッチワークやアップリケ、和服の生地を使った
フィット＆フレアのスタイル
かわいらしさとともに、洗練されている感じ。
美の思想家
美の思想家
美しさを通して世の中をよくしようとした人
美しく生きること、凛とした姿で暮らしに向き合うことを
少女たちに啓蒙したんですね。
美しいということがどんなに素晴らしいことなのか
それを伝え続けるって、ものすごい情熱です。
和の美
こちらのゆかたのデザインもひまわり「ソレイユ」
そして帯。
こちらも、刺繍やアップリケ。
キルトに革の帯。
斬新だけど、奇をてらった感がないことに驚きます。
美しい暮らし
そして、暮らし方やインテリアまで美しさは広がります。
こんな食器や家具を紹介した雑誌は、当時の少女なら
心躍ったでしょうね。
横浜そごう美術館で10日までです。
図録やグッズもかわいらしいものにあふれていますよ。
ファッションを通して、少女に夢を与えるばかりでなく
美しく生きることの素敵さを世に広めた方。
感激した1日でした。
本日もお読みくださり
ありがとうございました
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