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さて今回はクレープについてのお話です。

甘くてモチモチのクレープ。クレープは今や日本の誰もが知っているデザートの一つです。

皆さんは「クレープ」といったらどんなクレープを想像しますか?

生クリームが多くトッピングもたくさんのクレープ、シンプルな砂糖だけのクレープ。。。

 

どうして日本ではクリームたっぷり・トッピングたっぷりのものが「クレープ」として認識されるようになったのか、いつ頃日本にやってきたのか、色々お伝えしていきます。

 

 

ガレットの発祥地であるブルターニュは、かつては土地が痩せ小麦が育ちにくいことからソバが多く育てられ食べられていました。 フランス国王ルイ13世の妻、アンヌ王妃がブルターニュを訪れた際にガレットを食べてとても気に入り宮廷料理に取り入れられたことでフランス全土に広まるようになりました。

 

その後シンプルなそば粉・水・塩だけでできた生地が改良され、19世紀にはそば粉の代わりに小麦粉が使用されるようになり卵や乳製品も追加されるようになりました。以来この小麦粉を使ったものが、焼く時の模様がちりめんに似ていることからフランス語でちりめんという意味の「クレープ」と呼ばれるようになったのです。当初はパリを中心にフランス全土へクレープとして広がったため、お店の呼び方もクレープリーとなったのですが、どこのクレープリーでもガレットとクレープのメニューが並んでいます。

 

 

日本では1976年に最初のクレープ店がオープン!

1976年10月、当時はまだ駐車場だらけだった公園通りの駐車場に1号店として、1台の小さなワゴン型の店舗を「マリオンクレープ」が設置したのが始まりです。現在では主流となった食べ歩きが出来るようにクレープを紙でまいて提供するスタイルはこの時が日本で初めての試みでした。これが見事に時代にマッチし「型破りな新しい食スタイル」が人気女性誌数誌で取り上げられるなどして、同店への取材が殺到したそう!

翌年の1977年に、現在も基盤となっている店舗を竹下通りに開店。その頃竹下通りは道の両脇にぎっしりと若者向けのショップが立ち並び、クレープを食べながら品定めをして歩くのに最適だったことから、原宿の名物として急速に広まっていきました!

 

日本らしいたっぷりのトッピングを広めたのは「原宿カフェ・クレープ」!

1977年、竹下通りに原宿カフェ・クレープは「ブルーベリーハウス」を開設しました。今のような「売り渡し型」のカウンターの地下には、喫茶店のような飲食スペースが併設されていました。クレープ自体は1970年半ばころにフランスから紹介されていましたが、当時は温かい皮にストロベリー、ラズベリー、チョコレートなどのジャムが塗られたタイプが主流。見た目がシンプルだったこともあり、ブルーベリーハウスは開店時はほとんど注目されなかったそうです。。。キョロキョロ

 

転機となったのはある夏の暑い日のこと。アイスクリームに入った「最中」にヒントを得て、クレープに日本で初めてアイスクリームを入れてみたところ、爆発的に話題を呼んだそう!一転して業績が伸びる中、一方では「温かいもの(皮)に冷たいもの(アイスクリーム)を入れるのは邪道」との非難が噴出。これをかわす意味合いも兼ねアイスクリームに加えフルーツと生クリームをメインとするクレープができました。この形が「クレープ」として広く認識されたのです。

 

原宿という場所と時代が日本らしいクレープを作ってきたのですねニコニコ

皆さんも、ぜひいろんなお店のクレープを食べてみてくださいねナイフとフォーク

 

それでは良い週末を!

 

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