父が不慮の事故死をして10年。
その節目となる神事があり、父の故郷である福島県から父の兄弟姉妹たちが集まってくれました。
叔父、叔母も高齢になり
長男の叔父さんは78歳。
でも元気で、いつも通り車で来てくれました
すごい！(距離にして800km以上)
福島県といえば、皆さんご存知の通り原発のことがあり農作物も、風評含め、生活に大きな被害が出ています。
そんな中、何年かぶりに顔を見ることができた親戚たち。
なかなか会う機会がないけれど、
久しぶりに聞く方言は、
亡き父を思い出したり、昔よく遊んだ田舎の風景を思い出させるものでした
こんにちは 松原市 アロマ・ヨガ・エステ
松原市 お家サロン
LabeautemaisonKobari
(ラ・ボーテメゾン コバリ)
ナースセラピストKimikoです
福島県の親戚とは久しぶりに会うし、なかなか連絡もとることが少なくて、もちろん私たちの近況も報告する間もなくあっというまに日が過ぎていました。
だから
「今、どうしてるの？看護師さんしてるの？今日は休みとれたの？」
といろいろ聞かれました。
私が看護師になったのも、離婚をしたのも父が亡くなってから。
だから、
心配していてくれていたんだろうな。
というのが、その表情からひしひしと伝わってきました。
そんなみんなに、少しためらいながら
「実は辞めてね、、、」
と言いました。
高齢だし、安定を望むだろうし、ましてやいろんな心配してくれてるだろうからなんて言われるかなぁ。。て実は少し気になっていました。
そしたら、
「そうなんだ。思いきったねぇ。
いいよぉ。
おめぇのしたいことしんねぇ。
おめぇは頑張る子だ！」
て、方言丸だしで、言ってくれました
そして、
「人生一度きりだ。おめぇの好きなように生きろ。」
「努力する人間にはかなわねぇ。
頑張っぺ！！」
て笑いながら言ってくれました。
実は、笑ってましたが私は心のなかで泣きました
叔父さん、叔母さんたちは
今回の震災や、原発で
今まで築いてきたものの、
“大切さや、はかなさ”
“人生の重みと、あっけなさ”
そして、
“あきらめと、底力”
いろんな思いを巡らせて、
高齢者なりに
若い人たちへの思いをまた巡らせているようでした。
そして、
一度きりの人生
の重みを更に強くしているようでした。
ありがとう
亡き父が、みんなと一緒に
“頑張れ”
と言ってくれたような感覚と
辛い思いをしている人たちや、
そこから這い上がろうと頑張っている人たち
の声を聞けたようでした。
そんな、
目に見えない応援を、心で感じた日でした
私の、日々の悩みやしんどさはほんとにほんとにちっぽけで
感じる幸せはとってもとっても大きなものだなぁ。
と改めて思いました。
そして、
みんなに、
良かったね。
てほんとに言ってもらえるようになることが、
みんなへのお返しなんだなぁ。
と改めて思ったのでした。
みんなが帰る日、
「私らは歳だから、今度は、いつ会えるかわかんない。だけど頑張るんだよ。子供たち、しっかり育てな。」
と。
その思いを
しっかり心に刻んだ日でした
さぁ、がんばっぺ
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