絵本と幸せをお探しのあなたへ

と幸せ探しが得意な

絵本セラピスト®️ 絵本専門士 の

大江美保子です。

 


 



 

今日から4月が始まりますね。

私は昨年のこの日から3年日記をつけ始めています。

なんとか一年続きました。

(続けることは結構得意)

 

一年前の日記を見て愕然!!!

全く成長してヘン。

あらららら〜

 

 

 

今日ご紹介する絵本はこちらです。

私は仕事のあり方について考えさせられました。

 

 

 

 

あなふさぎのジグモンタ


作:富永まい    ひさかたチャイルド

 

 

 

 

 

 

洋服の穴を塞ぐ仕事をしている地蜘蛛のジグモンタ。
穴がわからなくなるくらい穴を塞ぐ技術を持っています。
でもせっかく直しても、古くなった洋服の魅力は元には戻らないようです。
仕事が減って来ています。
そんなジグモンタのある出会いがきっかけで仕事の仕方が変わった話です。

 




あなふさぎという仕事をしている地蜘蛛のジグモンタ。
自分の体からでた糸を、こだわりの染料で染めて穴をふさいでいきます。
仕上がりは、穴がわからないくらい。


でも…
綺麗に穴はなくなっても、所詮、古着は古着。

お客さんも、やはり新品の洋服の方が魅力的なようで、せっかく穴を繕っても喜ばないのです。

ハリネズミの姉妹が花嫁のベールを持ってきます。
張り切ってお仕事を請け負いますが、肝心の花嫁さんが「古いベールは嫌だ」といいます。
花婿さんは『新しいベールを買うことにしよう!』と言い出す始末。


落ち込んでしまうジグモンタ。

いつものように染料の材料を取りに森に行ったジグモンタはフクロウの親子と出会います。
巣立ち前の3人の子どもたちの穴の空いた毛布をつくろうジグモンタ。

ジグモンタは仕事をやり終え疲れ切って眠ってしまいます。

目覚めたジグモンタは、出来上がった仕上がりに納得がいかなかったので、やり直そうとします。
でも、お母さんフクロウは、それぞれの穴には子どもたちの思い出があるから、そのままでいいと言います。
巣立っていった三人の子どもを思い出し、見るたびに楽しくなる
と言うのです。
 

 

 

その言葉にヒントをもらったジグモンタ。
穴を元どおりにふさぐのではなく、
穴があく前より好きになる

そんな穴ふさぎをしようと決意します。


さて…
請け負っていた穴の空いた花嫁さんのベール。
どんな仕上がりになったのでしょうね?


是非是非、絵本を手にとって読んでくださいね♪

 

 

 

 

 

仕事の向こう側

 

 

 

 

 

あいた穴を、わからないように綺麗にふさぎ、元どおりにするジグモンタの技術はすごいです。
 

でも…

元に戻るだけにお金を使うのはなんとなくもったいない。
同じお金を使うのなら、新しい物を買おう。
気持ちも新しくなるし、新品は気持ちがいい!!
という顧客の気持ちもわかります。

 

元どおりに戻すことに全力を使っていたジグモンタ。
仕事は全力でやっていたけれど、仕事の向こうの景色は見ていませんでした。
つまり、修繕した物を使っている顧客の気持ちは考えてなかったのです。
 

 

フクロウの親子と出会ったことで、自分の仕事の向こうを初めて見ること、感じることができたのでしょう。

穴をふさぐ仕事は、元どおりに戻すだけではなく、
穴をふさぐ事で、

顧客をどう喜ばすか…
顧客の気持ちをどう高めるか…
顧客の心をどう動かすか…
etc
を考えていこう!!とシフトチェンジしたのでしょう。

 

 

結婚式の日に、
花嫁さんは、どんな気持ちでこのベールを手にして欲しいか…
そのためには、このベールはどうなっていたらいいのか…
そしたら、この穴はどう繕っていけばいいのか…
 

決して、元どおりでいいはずはない!!
そう気づいたところからジグモンタの仕事の方向性が変わっていったのでしょうね。

 

 

 

 

 

絵本からのビジネス書

 

 

 

 

 


お仕事やっていく上で、大切なことだな〜と反省しました。

 


お料理でも、お掃除でも、洗濯でも、

家族の健康とか…安全とか…快適さ…とか、
お仕事の向こう側をちょっと想像するだけで変わってくるのでしょうね。

技術ももちろん大切だけれど、気持ちもスパイスになるはず♪

 

 


 

 

 

 

皆さんは、お仕事の向こう側を見ていますか?

 

 

 

 

 

絵本と幸せが届きますように…

 

 

 

 

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