伊吹野
伊吹山登山の帰り、楽しみだったのは、ラーメンとうどんに次ぐ大好きな麺類、お蕎麦。前々からチェックしていた店なんだが、何やらすごい興味津々なフレーズを唱えている。
それは、
日本そば発祥の地
というフレーズ。
俺の記憶が正しければ、そば店発祥の地は大阪の砂場のはず。更科・藪・砂場というブランド。『のれん御三家』と呼ばれたお店の中でも砂場が日本ではじめの日本蕎麦と思っていた。
もしくは、そば切り発祥が長野や山梨というのも聞いたことがある。しかし、日本そば発祥が滋賀県は伊吹というのは、初めて知った次第で。
まぁ、何をもって日本蕎麦と定義してるかはわからないし、新しい文献が出てきたら変わるだろうから、諸説あるんでしょう。
しかし、そう聞けば聞くほど気になるは確か。ってことで、登山後に伊吹野そばに突撃!
伊吹野の外観
場所は伊吹山登山口から車で5分くらいのところ。隣りには、『伊吹の里旬彩の森』という道の駅がある。半分は販売ブースとなっており、長浜のお土産や持ち帰り用のそばの販売などもしている。
とりあえず、蕎麦が食べれる方の入口に行ってみると、16時前という中途半端な時間だったが、並びが4人と人気が伺える。
伊吹野は、かなりデカイ箱で60名くらい入るだとか。今まで行ったそば屋の中でも最大クラスの大きさだっと思う。
手際が良いのか、回転は早く5分くらいで店内に案内されました。
メニュー
メニューはこんな感じ。辛味が特徴だと言う伊吹大根のおろしがトッピングされたおろしそばを食べたかったが、売り切れて普通の大根とのことだったので、普通にざるそば大盛1050円を注文して待つことに。
ちなみに、伊吹野のそば粉は自社で無農薬栽培してるそうです!
ざるそば
次々に色んな席に運ばれてるざるそばを見ると、かなり盛られているように見える。あれが大盛なのか、普通盛りなのか、少々不安になりながら、待つこと10分ざるそばの登場。
ざるそばセット
そばの山
まさに、標高1377mの伊吹山のように立派なマウンテンが形成されたそばの山。山頂でガスが発生してるかのように、海苔が散らされている。
これを少し崩し、そばつゆに軽く浸し、ずずっと啜ると、太めの麺が一気に入ってくる。そばにしては、かなりしっかりしたコシで、香りより喉越しと食感を楽しむタイプのようだ!
登山後だったので、腹が減っているのもあり、見る見る山が崩れていく。最後は冷えた体を温めるべく、そば湯を楽しみ完食!
日本そば発祥の地と言えど、今や伊吹そばを食べれるのは、ここ伊吹野と彦根にある献上伊吹そば つる亀庵くらいしか見当たらない。
貴重なおそば、ごちそうさまでした m( _ _ )m
店舗情報
伊吹野そば
滋賀県米原市伊吹516
TEL 0749-58-1712