明日から仕事始めにしようと思っているのですが、今日から少しだけ準備をしていました。

複数の原稿がある場合、推敲は並行して行っていますが、第一稿は一点集中することが多いです。

ひとつの原稿を書き上げた時は、苦労して登山して、山の頂きに辿り着いた気分になるもので、

その後に新たな原稿に取り掛かる場合、再び山の麓に立って、『また登るのね』と遥か高みの山頂を見上げる心持ちだったりします。

背負ったリュックにはわずかなものしか入っていない。これで山頂まで辿り着くんだろうか?という不安を抱きつつ、登り始める。

最初は、他の登山者の立派な道具持っている人や、うんと高い山をすいすい登れる人を羨ましく思ったりもする。

頂上ばかり見ていても不安は増すばかり。

だけど、『これが自分の持っている道具で、自分の登山を楽しもう』と腹を括って一歩一歩確実に進むことに専念する。

そうすると、自分の作業に集中していくと他のことが目に入らなくなるし、雑音も聞こえなくなる。

珍しい景色が楽しくて、この先の景色をもっと見たくて、道中で出会いがあって知恵や工夫を授けてくれたり、それでも途中で登山の何が面白いのか分からなくなって逃げ出したいけれど、今更逃げ出しても仕方がないので、前に進むことにする。

誰かに励ましてもらって、また進むことができて、気がつくと山の頂きが見えてきて、焦って走り出して転んでリュックの荷物を散らかして←毎度やること。

ここまで来るとわくわくして嬉しく楽しくて、これまで苦しかった道中を忘れて、

山頂に辿り着いた時は、叫びたい気持ちで体を伸ばす。

あー、やっぱりこれが大好きでやめられないんだ、と実感する……


私の執筆状況を登山に譬えてみましたが、あらためて書くのが好きで、苦しい時もあるけどやめられないんだな、と思いました(現段階では、笑)


そんなわけで、

今年も、足元に気をつけて無理しすぎず、サポートしてくださる方々に心より感謝しながら、
目の前にあることをひとつひとつこなしていこうと思います。
(今年の抱負です)

あらためて、2018年もどうぞよろしくお願いいたします


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直近のお知らせです。
1/5 ビーズログにコミック版拝み屋さん第二話掲載となります

漫画:蒼崎律先生
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扉絵の小春の可愛いさときたら!

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若かりし吉乃が宗次朗そっくり!
可愛いです!( *´艸`)

どうぞよろしくお願いいたします