朝が来てついに私と離れる決意をした彼。
キレました。
パッキングを始めました。
隙をついて彼のパスポートを強奪した私
私のパスポートを持って来てちゃんと話し合うまで返さん、と告げました。メンヘラですいません。
どうにかして私のパスポートを持って帰ってきた彼。
もう話すことはないからパスポートを返せ、と。
お前はちっとも私に悪いと思っとらんのかい!
キレました。
部屋に入って来た彼と揉み合いの末、お気に入りのシャツを破いてやることに成功
We were over!!!
そんな感じで彼はでて行きました。
Overって始まってもないって言ったのお前やろがぃ!
めちゃくちゃに泣きました。アホみたいに。
何時間も。
その後、オーストラリアの銀行にアカウントを持っていたので、返金のことで相談していた友人に連絡を取りました。
今すぐバンコクに戻りなさい、私の彼氏が偶々バンコクにいるから合流しなさい、と。
すぐにホステルのオヤジにバンコクまでの行き方を聞いて明日チェックアウトを伝え、朝バン乗り場まで送って貰えるようにお願いしました。
すると、彼が戻って来ました。
気分転換にマッサージに連れて行ってあげる、と。
頑なに拒否しましたが無理矢理連れ出されました。
1人ずつしか施術を受けられなかったので、彼の番になった時、ここで待ってなくてもいい、近くのカフェにでも行けば、と言われました。
行って戻って来たら彼は消えていました。
炎天下の中、しばらく辺りを探してみたりウロウロしてみましたが見当たりません。
ホステルの場所も朧にしかわからないし徒歩の距離じゃない。
ここで私のサバイバルモードが発動。
偶々通りかかった数少ないバイタクを101回目のプロポーズばりに止めましたよ
オヤジに20バーツ払い大体の場所を伝え帰宅。
もしかして入れ違いになったかも、と彼が戻って来るのを夕方までまちましたが音沙汰なし。
近所のカフェで腹ごしらえをし、パッキングをして寝ました。
バンコクまでは直接帰れないので北の街までのバンに乗る必要があり、出発は朝6時とのこと。
5時半に起き、外に出ましたが誰もいない。
ホステルのオヤジに電話するも寝惚けている。
またもやサバイバルモードに入った私はホステルの門番の家の前で、大声で起きろ!バカヤロー!送れ!私を送れー!と稲中の田中ばりに絶叫
ネムネムと起きて来た彼に連れてけ連れてけと連呼しロットゥー乗り場へ到着。きちんとお礼を言ってバンのチケットの買い方をそこにいたオヤジに聞いて、バンを待ちました。
安心したのかバンで爆睡。
途中の北の街は彼と来る前にも来たことがあったのでそこまで来れば何とかなると考えていました。完全サバイバルモードです。
バンを降りたらすぐに”バンコク!”と叫ぶ兄ちゃんが居たのでビシッと手をあげ、行きます!と申告。
またもやバンで爆睡し、バンコクに到着。
友人の彼氏の居るエリアまで適当にタクシーを拾ったのでボラれましたが無問題!
その近くにホテルをとりあえず1泊だけ押さえていたので、荷物を起き、友人の彼氏に合流。
友人の彼氏は物凄く優しく慰めてくれて、この旅では一番高いタイ料理を食べに連れて行ってくれたり、一番高いバーに行ったり、かなりのエロスポットに行ったりして気分転換させてくれました。
友人は予定を変更してシンガポールに来る事を提案してくれました。他のシンガポールにいる友人達もおいでおいでと。
とりあえず友人彼氏が泊まっていたホテルにはプールもあったのでそちらに移り(6000¥ per a night) 久々にフカフカのクイーンサイズのベッドがある広い部屋で数日過ごしました。
もう金ケチらんでええし!
ホーカーズじゃないレストランで毎日食事をし、スタバでコーヒーを飲み、ちゃっかりシーシャレストランまで探し出してバンコクをエンジョイ。
ついでにシーシャレストランでイケメンロシア人をナンパ 笑笑
今までの鬱憤を晴らしてシンガポールでもパーティー
無事日本に晴れて帰国しました。
彼ですか?
それ以降消息不明
ですが、タイ人のバイタクのオヤジの予言が当たることを祈っています
最後に、結局貸したお金は、送金手数料が引かれ、満額帰って来ませんでした
勉強料ですね。
こんなことがあったにも関わらず付き合って数ヶ月の今の彼氏に、フランスまで会いに行った私は正直馬鹿ですね。
でも今の彼は私がコストをかけて会いに来た事に何度もありがとうと好きを言ってくれました
私が困るとすぐに助けてくれるし、いつも大丈夫?と聞いてくれます。
これは大きな違いですね。
皆さんはこの馬鹿話から教訓を得て頂ければ幸いです。サバイバル能力は誰にでもありますよ!笑笑