先日観た映画の話。

感動しました。




感動なんて微塵も期待せず

重いのや激しいのはイヤだなーと
適当に選んで見始めた


原題は”The Devil Wears Prada.”

邦題はそのままなんだ。
いいね。

そのままがいいよ。うん。
タイトルはそのままか直訳さ!


デビルとは誰かと言ったら

メリル・ストリープで

主人公はアン・ハサウェイなんだけど


いやー

メリル・ストリープ。

さすが大物女優。真顔



所謂ハイブランドを取り扱う
ファッション雑誌の編集長という役柄の
メリル・ストリープ演じるミランダの元に

アシスタントとして雇われる
アン・ハサウェイ演じるジャーナリスト志望のアンドレア

という設定で始まるお話なんだけど


本当は時事問題などのニュースを扱うジャーナリストを目指していたはずのアンドレアが

遠まわりかもしれないけど
とりあえず同じ出版関係だから
という感じで応募してみたら

超競争率高いのに
何故か雇ってもらえた
みたいな所から始まって

アンドレアは最初から職場で浮きまくっている。


ブランド?
うん、まぁ名前は知ってるけど
興味ないかな、ハハハ

みたいな。





で、ネタバレになるのでこれ以上は書きませんが、



ラストの辺りのメリル・ストリープが!

もうほんとにカッコイイわけ!✨デレデレ


コロナ禍の最初の頃

西洋人はマスクを敬遠するが、それは何故か?
みたいな記事を読んだ時に

東洋の映画やアニメに出てくる悪者の多くは目を隠しているが

西洋の映画やアニメの悪者の多くは口元を隠している

それは何故かと言うと
西洋の人達は口元で気持ちを読んだり伝えたりするから

マスク=顔を隠している悪者

というイメージが定着しているため?

みたいなことが書いてあって

ふーんなるほど
と思ったのだけど




この映画のメリル・ストリープは
まぁそう多くを語らない役柄でもあって


ラストの辺りの彼女の口元は

一瞬一瞬が

言葉以上のものを語る…


思わず「かっこいい〜〜〜」

と唸ります。真顔





ハイブランドにどっぷり浸った世界と

ブランド?なにそれ美味しいの?という世界。



ただ単に自身を快適にし
また社会に適合するために着るものという枠を飛び出して

過剰な装飾を競い合う。


でも、
その熾烈な世界で生きていくのだと
決めた者の覚悟…

なのだろう

メリル・ストリープのあのカッコ良さは。






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メリル・ストリープ

…痺れました。