そんなわけで先日の夜
川太と海ちゃんと
オンラインで話した内容というのは
まずは、海ちゃんと渚ちゃんは
心療内科に行くこと。
川太は次の日には
常務や社長とアポを取り
話し合う日を決めること
という風に着地した。
尚、この話がリアルタイムだからなのか
いつもに増して、海ちゃんに向けた
個別のメッセージも多いのですが
(お返事返せていなくてすいません)
その中で、病院選びや
離婚しない場合のお金の約束について
どんな方法があるのかなど
具体的なアドバイスが多くて
本当に助かっているのです。
ありがとうございます。
特に皆さんが
心配してくださっているのは
渚ちゃんの心のケアについて。
川太がもはや、
児童虐待であるというお声も
数件ありました。
たくさんの案の中から、
何を選択してゆくかは
今後の海ちゃん次第ですが
通院が始まったらまた
考え方も変わってくることが
あると思いますので
とにかく今はゆっくり進んでもらいつつ
これからも私は引き続き見守り係と、
くだらない笑いの提供係として
住んでいる地域は遠いですが
心は側にをモットーに
やっていきたいと思います。
◆
さて、この翌日海ちゃんは
渚ちゃんと再び、2人きりで
海辺のカフェに行った。
子供達は、お母さんとお父さんが
家に来てくれたので
2人に任せることにした。
しばらくは渚ちゃんの
学校の話などを聞いて、
海ちゃんは切り出す。
海ちゃん
「渚、あのね・・ママ
パンダの勧めもあって一度
心療内科に行ってみようと思うの。」
渚ちゃん
「心療内科?って、私そういうの
あんまりよくわかってないけど
話を聞いてもらうとかそういうの?
薬とかも出るの?」
海ちゃん
「それは、1度話を聞いてもらってから
色々決まるんだと思う。
だけどママさ、最近眠れなかったり
食べれなかったりするじゃない?
渚も心配してくれてたけど
それをオンラインでパンダが
ママの顔見てびっくりしてさ
それで、そういう話になったの。」
渚ちゃん
「そうなんだ。うん、お薬もらって
少しでも眠れるようになるなら
確かにそれがいいかもね。」
海ちゃん
「そうなの。それでね、、、
渚も一緒に行ってみない?」
渚ちゃん「え?」
渚ちゃんは、
すごく驚いた顔をしたそうだ。
渚ちゃん
「私?私も行って、ママと一緒に
話をするの?」
海ちゃん
「うぅん、渚は渚だけで話すの。
ママとは別の部屋で。」
渚ちゃん「別の。。。?」
渚ちゃんは、少し考える。
渚ちゃん「私は別にいいよ。」
海ちゃん「えっ、でもさ」
渚ちゃん
「だって私は、ママと話せてるもん。
ママの付き添いで病院に行くのは
全然問題ないけど
私が病院の先生と話すのは
しなくてもいいかな。
だって、パパのこととか
話したくないもん。私大丈夫だし。」
渚ちゃんが笑顔ではっきりそう言うので
海ちゃんはこれ以上
何も言えなくなった。
