なんとなく気になっていた人を考えてしまっていて
モヤモヤした気持ちでTサンに会うのが嫌だった。
水曜日は家の事情で会えるか分からないし、いつにしようか、なんて悩むTサンの声を遮って

「今週、別に無理して会わなくてもいいよ」
なんて言ってしまった。

Tサンは少し驚いてた。
「なんで?都合悪いの?
木曜日は大丈夫だよ?」

「都合は悪くないよ、大丈夫だよ」

「じゃあ、木曜日にしよう(*^_^*)」

優しいTサンの声。



「○○クン…モコのこと好き?」

「うん、好きだよ!」

「あたたかくなって桜が咲いたら、お花見行きたい。」

「うん、行こう」

「それまで一緒にいてくれる?」

「うん、一緒にいるよ。
春はモコの誕生日があるし(*^_^*)」



Tサンは
モコの誕生日なんて忘れてると思ってたの。

そしたら急に涙がでた。

「でも日曜日だから会えないし」

「なんで?そんなのわかんないじゃん」


きっと会えないと思うケド

いつもだったら余計な一言に思うケド

今日は素直に嬉しかった。


いつか本当にワタシだけを見てくれる人があらわれるまで

Tサンに甘えていたい。

やっぱりTサンが大好きです。