忌まわしき宗教4
* ただ、忌まわしき宗教だが、哀れで切なく思える人がいます。旧姓「アオノ」。私より10歳うえの人だ。
憐れにも彼女は20歳頃から新興宗教の受付係をし、その後、教祖に言われるままに教祖の薦める人と心ならずも結婚し、子を成したのに、再び宗教の教師として教祖の代理として教団に戻り、教祖に代わりて縁談の御神託を授けていた。信者はこれを信じて結婚したが、大半は離婚に至ったという。
離婚した人たちは縁談の御神託を授けた彼女を恨み、ネットで批難している。
これはあまりに可哀想だ、なぜなら彼女自身が被害者だからだ。
所詮、人は人であり。神は1つなのだ。神が人に遣わしたのはイエス・キリストだけであり、やおよろずの神はいないんだ。
まして霊力は人は誰も持ち得ない。
だから、彼女を責めるのはよろしくない。彼女も犠牲者なんだから。