高木美帆さんから学ぶ自己効力感 | はちやひろしのポジティブメンタルヘルス&人材育成サポート術 

高木美帆さんから学ぶ自己効力感

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最近、力をつけて、スピードスケートのトップ選手として復活を遂げた高木美帆さん。

先日もテレビでの特集を拝見したが、考え方がしっかりしているなあと感心していました。

 

15歳の時にバンクーバーオリンピックに出場、その4年後のソチオリンピックでは出場できなかった。

その時に

「バンクーバーの時は怖いもの知らずで、ソチも普通にやれば出られると思っていた。五輪にかける思い、必死さが足りなかった」

「オリンピックに向けてこの4年間、自分は本当に人生懸けてきたんだろうか。自分が死に物狂いで必死にってなれるほどスケートに見出せてなかったのかもしれない」

と自己分析しています。この振り返りは大切だったと思いますね。

 

環境も変わったのも大きかったと思います。

チームパシュートではナショナルチームでのトレーニングになり、コーチもオランダから招聘した。

この練習体制がマッチしたと思います。

今までなら、大学での練習で大会に向かうということでしたが、ナショナルチームでのトレーニングには本人の大会に対するムードは大きく変わると思います。

また、お姉さんの菜那さんのオリンピックに向けての意欲の高さも影響していると語っていますね。

実際にソチオリンピックでは菜那さんは出場を果たしています。

 

自己効力感にはこのムードも高めるためには必要なことですね。

 

コーチからの励ましも大きかったと思いますね。

『トレーニングを見たデビットコーチから「お前ら、これだけできてるんだぞ。それでなんで自信持てないんだ?」と鼓舞されたり、スピードスケートの女王イレイン・ビュストと比べ、「世界チャンピオンになれる実力はない」と弱音を吐いた際にも、「同じ人間にできているんだから、私にもできるって普通思う」と叱咤された』

と語っています。

 

自己効力感を高めるためには、この励ましも大いに必要なことです。

 

実際のトレーニングで最高の自分が見えているのだと思います。

オランダから招聘されたデビットコーチの

『データで管理されたトレーニングによって、トップ選手と同じ質や量の練習ができるようになったという高木の実力は、次第に押し上げられていくことになる。』

それに、トップ選手と同等のトレーニングをこなしていくことで、世界のトップで滑っている自分も重ねあわせることができているのだと思うのです。

「自分の最高の力を出し切った時、目の前に『金』があるように。ずっと挑戦し続ける」

とも語っていますね。

 

自己効力感を高めるためには、このお手本も大切な要素。

 

しかし、最も自己効力感を高めるポイントは実体験です。

 

『15年2月の世界距離別選手権団体追い抜き。強豪オランダを破って金メダルを獲得した。「これで世界で戦えるんだという自信が自分の中に芽生えた」』

「ここまでそれなりの成績を残せたからこそ、もっとやらなきゃという思いが強いんです」

『「勝ったのはうれしいけど、オランダがベストならまだ自分たちの力では及ばない」と冷静に振り返りながら、「でも、何が起こるかわからない楽しさはあるし、勝てるということは分かった。3年後の平昌で頂点を取れるようにやっていきたい」』

実際に厳しいトレーニングを課して実践に臨むことやオランダチームに勝って自分たちの実力を知ることなどで、自分たちにもやればできるという気持ちを持たせることにつながっていますよね。

 

レジリエンスではなしている自己効力感を高めることにつながる4つの要素がすべて含まれています。

トップアスリートだからではなく、だれもが身につけることができる4つの要素です。

このことを意識していくことで、「やればできる!」という自己効力感をつけて、

何事にも向かっていきたいものです。

 

レジリエンスは

「レジリエンスとは、状況に対して私たちが反応する仕事をコントロールし、挑戦や逆境から立ち直る能力」

と定義付けられています。

 

高木さんは、まさに「挑戦」から立ち直っていく能力を発揮して、

今を迎えているのですね。

さらなる活躍を期待しています。

 

 

 

 

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