こんにちは〜、はる奈どす。
博多座3月公演 ミュージカル『舞妓はレディ』
昨日、無事に千穐楽の幕が下りました。
25公演、キャスト・スタッフ一丸となって駆け抜けた日々。
(すべてのシーンが、これで最後だと思うと
最初から涙が溢れてとまらない はる奈でした・・・)
たくさんの温かい拍手、手拍子・・・ほんまにおおきに!千穐楽ということで、特別カーテンコールが行われましたよメインキャストの皆さんからは一言ずつ挨拶が。
高井役、谷口浩久さん。里春さんを一途に追いかけるキャラクターは、
キャスト・スタッフの中でも大人気でした
「愛されない不幸な男の役だと思っていましたが、皆さんに愛していただき劇場の外でお客さんに「ティアーモ」と呼んでいただけるまでに(笑)気がついたらとても愛される幸せな男になっていました!最後に一言・・・ティアーモ!」
秋平役、土屋シオンさん。センセとのコンビネーションも抜群
「おおきに」の婉曲話法で春子にフラれるシーンはとっても健気でした
「25回もダニにかまれ、25回も春子ちゃんにふられ、たくましく僕は生きております(笑)僕たちからみなさんに、ほんまもんの『おおきに』を伝えたいと思います。ほんまにおおきに!でした!」
福名役、片山陽加さん。「アイドルになりたい」での、
キレキレのパフォーマンスは、さすが“はーちゃん”
「AKB48在籍の経験が今回とても役にたったなと思います(笑)可愛いアイドル衣裳とアイドルソングを歌わせていただいて感謝の気持ちでいっぱいです!独特なアキハバラ的な拍手にもついてきていただいて(笑)、本当に楽しかったです!」
福葉役、多田愛佳さん。HKT出身の多田さんにとって博多は第二の故郷。
“らぶたん〜!”のかけ声も客席に飛び交いました
「何も問題は起こしてないんですけど(笑)、自分の意志でHKT48へ移籍して福岡に住んで活動していたので、自分的には凱旋的な気持ちでとても幸せでした。普段アイドルのコンサートに行かないようなお客さん達も、たくさん拍手していただいて嬉しかったです」
百春役、蘭乃はなさん。飛んだりはねたりジタバタしたり笑、
キュートな百春がとっても素敵でした。千秋楽ではアドリブで百春必須三単語も炸裂していました
「百春は生粋の京都うまれ京都そだち…でもわたし自身は江戸っ子なので最初は京ことばが本当に不安でした…
でも、皆さんの胸をかりてのびのびとお稽古することができて、お客様にも百春というキャラクターを愛していただけて、本当に本当に幸せでした!」
里春役、湖月わたるさん。芸妓さんから赤いドレス姿、
そして千春の初恋相手の映画スターまで本当に大活躍でした
カーテンコールではそんな湖月さんからの投げキッスに唯月さんや榊原さんもメロメロ。
「博多座のお客様は本当に温かく、そしてスタッフの皆さんの、作品や劇場に対する愛情とプライドをすごく感じていました。なので私も舞台人として超絶技巧に磨きをかけながら(笑)、プライドのパンパンにつまったトランクをさげて(笑)、またこの舞台に戻ってこられるように頑張りたいと思います」
センセこと京野役、平方元基さん。センセがやさしく春子を導く姿に(そして二人の身長差に)
キュンキュンしたお客様も多かったのではないでしょうか?
「今日ここで素晴らしい景色が見られるのも、連日劇場に足を運んで下さった皆様のおかげです。僕は福岡出身ですが、この地元の博多のみなさんがこれからもっともっと演劇に親しんでくれたら嬉しいです。またいつか下八軒でお会いしましょう!!」
若様こと北野役、辰巳琢郎さん。下八軒のオーソリティー、若様役が本当にぴったり。
ポケットに花吹雪をしのばせる、最後までお茶目で素敵な若様でした。
「この素晴らしい景色をみるために、芝居しているんちゃうかなと思います。こうやって皆様に支えられているおかげで我々は芝居ができます。演劇は、演じる人、劇場、お客さんこの3つの必須三単語がそろって初めて成り立ちます。今回はそれを改めて感じました。また博多に帰ってきたいと思っています!」
女将の千春役、榊原郁恵さん。春子を包み込む優しさが本当に素敵で、
客席では男性のお客様が涙している姿も多く見られました。
「若い皆さんは今日を迎えるまであっというまだったって言ってますけど、私は本当に長かった〜!笑
製作発表のとき、このステージに初めてたって、こんな広い劇場でわたしは大丈夫かな〜?と不安になったんですけど
こうやってお客様が大勢きてくださって…このステージからの景色は本当に素晴らしいんです。皆さんのおかげでここまで来られました。本当にありがとうございました!」
そして、ここでアンサンブルキャストの皆さんにも大きな拍手が。
男衆さんに芸妓さんにCAさんと本当に皆さん大活躍でした
最後の挨拶はもちろん…春子役、唯月ふうかさん。
若干21歳、女性では博多座最年少主演。
歌やダンスはもちろん、日舞や方言や着物での所作…本当に大変な春子役。
誰もが応援したくなる春子は、本当にキュートで、まっすぐで、でもストイックな
唯月さんだからこそ演じられたのだと思います。
「終わってしまうのは本当に寂しいですね…この作品は初演ということで、一から作り上げるのは本当に大変なんだということも分かりました。本当にたっくさんの方の支えがあって出来た公演です。観に来て下さった皆様、支えて下さった皆様、本当に本当にありがとうございます!また下八軒で皆さんにお会いできる日を楽しみにしています。本当にありがとうございました!!!」
(涙ながらに語る唯月さんにもらい泣きでした…)
最後はお客様の温かい拍手とスタンディングオベーション。
キャスト一同、そしてスタッフにとっても忘れられない景色です。
皆様、本当にありがとうございました!
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そしてそして最後に…長らくこのブログを担当させていただいた舞妓・はる奈も
百春さんねえさんに続いて、無事に襟替えいたしました(笑)
『舞妓はレディ』を愛してくださった皆さん、ほんまおおきに。
また下八軒でお会いできる日を願って!
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【博多座3月公演】2018年3月4日(日)~20日(火)
ミュージカル『舞妓はレディ』
原作:周防正行/アルタミラピクチャーズ
脚色:堀越真 演出:寺﨑秀臣
- 唯月ふうか・榊原郁恵・平方元基(福岡市出身)・湖月わたる・蘭乃はな・辰巳琢郎
- 多田愛佳・片山陽加・土屋シオン ほか
- (※榊原郁恵の「榊」は正しくは” 木へんに神”)
- http://www.hakataza.co.jp/lineup/h30-3-1/index.php
【チケット好評発売中!】
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