舞妓さんのいる街・京都

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京の地に生まれ育って〇十年!? 
京みやこ と申します。

京都人だからこそお届けできる 京からの便り

はんなりとした風にのせて… あなたのもとへ。  

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京都にご興味を持っていただいて、とても嬉しく思っております。

そんな中、大変突然のことで恐縮なのですが…
諸事情により、こちらのブログの更新が難しくなってしまいました。

皆さんからかけていただけるお言葉に、
もっと京都を好きになってもらいたいという気持ちいっぱいで進めておりました。
本当にありがとうございました。

私、みやこが書かせていただいておりましたブログの本サイトの方では、
素晴らしい京都・花街を多方面に渡りいろいろご紹介されています。
是非、ご興味ある方はご覧いただければと思います。

舞妓倶楽部公式ウェブサイト         http://maikoclub.com/

舞妓倶楽部 facebookファンページ  http://www.facebook.com/maikoclub


<舞妓倶楽部海外版>

Geisha Japan 公式ウェブサイト http://geishajapan.com/

Geisha Japan facebook ファンページ facebook://www.facebook.com/geishajapan


では、皆様にお届けする最終記事ということで、
煌びやかな師走の京都南座の顔見世総見でしめさせていただきたいと思います。


今年の顔見世は皆様もご存知のとおり、先日に勘三郎さんがお亡くなりになり、
大変な幕開けとなりました。

しかし、だからこそ、南座の観客席両桟敷を彩られる芸舞妓さん方は、
京の街を盛り立てる立て役者さんとしても、とても大事なお役目でもあると感じる今年です。

五花街の総見の最後になります、祇園甲部の総見が11日に行われました。


私が南座前に到着した時には、まだ、人もまばら…

総見1


では、今のうちに… この看板を拝見すると期待感が高まります^^

総見2


まだ南座開場まで時間がかなりあるときに、最初の舞妓さん方がいらっしゃいました。 
こちらの舞妓さん方、実は、私みやこの本日の記事の最後にもう一度登場されます…

総見3


次は、お一人で足早にいらしています。
まだ、まねきの簪には、役者さんのお名前が入っておりません。
今日の幕間に楽屋を訪ね、書いてもらわれるのです。

総見4


こちらは、お姉さんとご一緒に…

総見5


とてもラッキーなことに!!
私みやこのすぐお近くにおられたお知り合いの方のリクエストに、
芸舞妓さん方が立ち止まられました。ちゃっかり…便乗(笑)

総見6


こちらは、同系色のお衣裳でとてもおしゃれ。

総見7


大きいお姉さんに連れられて、ご一行さんです^^

総見8


南座前はすごい人のはずですが… 
この時ばかりは芸舞妓さんの前に空間が出来ます。

総見9


わぉ、こちらにも、芸舞妓さん方のお知り合いがいらっしゃったようで、
記念撮影のお声をかけられました。ではではということで、お衣裳を整えられて…

総見10


どうです!? 一斉にアマチュアカメラマンの方々も囲まれます。
通行人の方にとっては、ちょっとご迷惑な話ですが、
これも師走の京の恒例行事と割り切られているのかも…

総見11


…と、ここまで拝見して、私みやこは、自分の用事へダッシュ!!

しかし、本日二度目のラッキーなことが起こったのです!

用事が終わり、四条通りを家路に向かう時に、南座前が黒だかりの人で。
続々と中から出てこられています。ちょうど、終演のタイミングだったのです。

総見12


通りを挟んでましたので、思いっきり望遠をきかせてみると…
芸舞妓さん方も一般のお客さんに混じり、あちらこちらの人の波の合間で、
役者さんに書いてもらいたてのまねきの簪が揺らいでおりました。

総見13


こちらはおまけ…

最初に登場された舞妓さんお二人、一度南座に向かわれたのですが、
何やら戻っていかれます…

総見14


そして、お二人でチケットを確認されて…

総見15


開場時間を少し早めに勘違いされていたようですね^^
あまりにもお二人の様子がかわいらしくて…
再登場していただきました(笑)


ご愛読いただきましてありがとうございました。
また、どこかで…  


早いもので… という言葉をチラチラと耳にする今日この頃ですが。
京都では、年の瀬を知らせる < 京都南座のまねきあげ > が11月26日に行われました。

南座
            (南座)



11月30日から12月26日までの約一か月間の顔見世興行に出演される歌舞伎役者さんのお名前が、
南座に掲げられるのです。

今年は、54枚のまねきがあげられたようです。

あまり知られていないかも…ですが、
このまねきあげの時には、紋付き袴の歌舞伎関係者の方々も南座前にお並びになり、
最後に、興行の無事と繁栄を願って、
関係者や見物の皆さんで、毎年清めの塩をまねきに向かってまかれるのです。
それを毎年楽しみにされている方々も多くいらっしゃいます^^

こちらのまねき、上に掲げられてしまうと小さく感じますが、
実際の大きさは、長さ180センチ、幅30センチ、厚さ3センチのヒノキで出来ています。
独特の太く迫力ある < 勘亭流(かんていりゅう)> とよばれる書体で書かれており、
顔見世のまねきに書かれるのには、強い思い入れがあるのです。

まねき
           (まねき)



ご覧いただけると、大きな4つの特徴があることがわかります。

1. 線は太く、決してかすれさせない。

    多くのお客様に愛されて興行できますように。
    安定したお客様の入りになりますように。

2. まねき板いっぱいに、隙間なく書く。

    客席いっぱいの大入りになりますように。

3. 漢字の払いの部分は、全て内にいれる。

    外へ逃がさず一人でも多くのお客様に入ってもらえますように。

4. 文字全体に角をつけずに丸みのある文字を書く。

    無事に、円満に興行が成功しますように。

総見風景
          (総見風景)



なかなか歌舞伎はお高くて、劇場の中に入ることは出来ませんが、
12月初旬から始まる各花街の顔見世総見へ行き変われる、
煌びやかな芸舞妓さんのお姿を拝見して、
今年も京の師走を体感したいと思ってます…


この紅葉の時期に、京都においでになる方も多いのでは…
そんな方々に、舞妓さんを拝見できる情報を一つ!

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日時:11月23日(祝)
   
   午前11時~11時30分 

場所:京都市東山区 円山公園〈祇園小唄歌碑〉前
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祗園小唄祭



どの花街でも一番舞われているのは、祇園小唄であろうと思われます。

その名曲が現在の五花街の原点を支えているといっても過言ではない功績をたたえて、 
毎年、上記の日程で、舞妓さんによる献花と歌詞の朗読が行われます。

普段は、舞妓さんを見かけることがあっても、なかなかお話されている場面には出くわさないもの…

それがなんと、朗読されるんですよ! 

円山公園の紅葉もバッチリ見頃な時期です。
是非、足を運んでみられてはいかがですか?


では、文字からでも、色香を感じる祇園小唄を…


【 祇園小唄 】   

作詞 長田幹彦/作曲 佐々紅華

一 月はおぼろに東山
  かすむ夜毎のかがり火に
  夢もいざよう紅桜
  しのぶ思いをふりそでに
  祇園恋しや だらりの帯よ

二 夏は河原の夕涼み
  白いえりあし雪洞に
  かくす涙の口紅も
  燃えて身を焼く大文字
  祇園恋しや だらりの帯よ

三 加茂の河原に水やせて
  むせぶ瀬音に鐘の声
  枯れた柳に秋風が
  泣くよ今宵も夜もすがら
  祇園恋しや だらりの帯よ

四 雪はしとしと丸窓に
  つもる逢瀬のさしむかい
  ほかげつめたく小夜更けて
  もやい枕に川千鳥
  祇園恋しや だらりの帯よ



11月13日のお昼頃、何気なく祇園甲部歌舞練場近くを歩いておりましたら、
消防士さんたちが路上でホースを巻いておられる光景に出くわしました!

消防訓練1


そうでした! 今日はっ!!

祇園甲部の消防訓練の日でした。

ご存知の方もいらっしゃると思いますが、
京都のどの花街も、消防車が入り込めない道幅の路地があちらこちらにあります。

まして、女の世界の花街です。
皆さん、火災に関しては、最新の注意を払っておられます。

その意識の一環として、毎年、消防訓練には、祇園甲部のお茶屋やお料理屋さんの女将さん方とともに、舞妓さん方も消防団のはっぴを着て参加されるんです。

消防訓練2


伝統と共に、自衛の心意気もしっかりと受け継がれていく花街だと、
毎年、この光景に出くわすと身が引き締まる想いがします。

皆々様も… 火の用心、気ぃつけておくれやす…



京の山々も、ようやく赤や黄色に色づき始めました。
各寺院のライトアップも始まり、本格的な観光シーズンを迎えています。

11月に入り、舞妓さんの結い髪には、
紅葉したモミジの簪がたなびいております。
特に、小さい舞妓さんには、長いふさのかわいらしいモミジがゆれています。




モミジ簪

         (モミジ簪)


そんな風流なお話のなか、本日のご紹介は少々いかついお話です(汗)

皆様、こちらの札… ご覧になったことがありますよね。

花札

       (花札)


そう… そうでございます…
任侠映画などでお馴染みの花札でございます。
こちらの花札は、10月を意味する絵柄だそうです。


では、こちらのお写真をご覧ください。



モミジに鹿簪

        (モミジに鹿簪)


こちらは、もう数年も前になりますが、
11月に舞妓さんとお会いできる機会がありまして~
その時に舞妓さんがつけられていた簪でございます。


お気づきになられました?


舞妓さんの頭に花札が…!?

本来ならば10月の絵柄ですが、モミジの簪の11月にかけて、
モミジに鹿をあしらった簪をつけられていたのです。

なんか、お話を聞いたときに任侠世界と舞妓さん、
すごく遠いようで、すごく近いようで… 不思議な感覚でした。


もう一点、特筆すべきことは…

舞妓さんのモミジの中の鹿さん、花札の中の鹿さん、
どちらも正面を向いていないのです。

これは、こちらの呼びかけに知らん顔… という表情。

鹿+10(とお)の10月の絵札の鹿が、そっぽ向いているので、

鹿十(しかとう)から  →   シカト(人を無視すること)
語源であるといわれているようです^^


私・みやこは、てっきり、「シカトする」とは若者の造語だと思っておりました。