5日は、ビルボードライブ大阪で初めてのライブでした
（6日の徳島でのインストアについては、またあらためてブログ更新します
）
「藤田麻衣子 〜Special Live 2017〜」にお越しくださいましたみなさん、ありがとうございました。
オリジナルカクテル「encounter」は出会いという意味です。4人の出会い、そしてこの10年のあいだに私に出会ってくれた客席のみなさんとの出会いに感謝して、「エンカウンター！」でライブ中に乾杯しました🥂
おいしかった〜
とっても素敵な会場でした。
2010年5月7日、初めて渋谷公会堂でライブをしました。その直前に、昔のマネージャーの近藤さんが辞めることになりました。そして今のマネージャー神藤さんになりました。その時、近藤さんが「麻衣子が辛くなったら、これを渡してあげてほしい」と、なっちゃんに託した物がありました。
なっちゃんはずっと、私を見ていてくれたけど、私がそれからいつも楽しそうで、周りのスタッフも温かくて、なっちゃんは「渡すタイミングこないなぁ...」と思っていたそうで、渡せないまま7年が過ぎました。
なっちゃん、引っ越しするたびに一緒に運んでくれて、こんなに重たい任務を背負わせてごめんね...って言ったら、「近藤さんとの男同士の約束じゃけぇ」って言ってました。...男の中の男だよ
ありがとう。
せっかく4人で集まれる日だし、解禁の時だと大阪のビルボードライブの日に、みんなで開きました。
「本かな？写真かな？」と、4人でビリビリ開けました。笑
そこには、私がCDデビューの時に、路上ライブや対バンライブで手売りする用に、自分で作ったポップと、「思ったとおりにやりなさい」のメッセージがありました。
当時、近藤さん以外のスタッフとぶつかってばかりいて、敵ばかりつくっていつも泣いて戦っていた私だったから、きっと私が独りになると思った近藤さんが、伝えてくれたメッセージでした。近藤さんが辞めたあと、神藤さんはじめ、周りの人たちとちゃんと話すようになって、私は変わりました。みんなが味方になり始めてくれました。もう一人では何もできていないことに気づいて、周りの人を大切にするようになりました。
今まで決してらくではなかったけど、近藤さんが願ってくれた通り、私は私らしく本当に自分がやりたいことを、思いきりやれる環境にいて、今もこうして活動を続けることができているのだと思います。幸せに音楽をいつも楽しんでいます。
「息の長いアーティストに」
「本人らしさを大切に」
そう考えてくれる人たちに、今も囲まれています。
ゆみちゃん、なっちゃん、さやか、本当にありがとう。
「本当にまいこは思った通りにやってるよ」
「近藤さんらしいね」
「よく怒られたもんなぁ、そんなんじゃまいこの歌詞が入ってこないってー」
「丁寧に」
「山を感じて」
と、みんなで近藤さんを思い出して泣き笑いになってました。笑
そのあと、スタッフにも見せたら、
「こんなに思ったとおりにしかやってない奴いない。笑」
「僕が辞める時は、もう少し人の意見も聞きましょうって書いて渡します。笑」
「あ、調和の二文字でもいいな」
って
ちゃんと意見聞いてるけど
近藤さん、本当にありがとう。たった3年間でしたが、近藤さんは生涯残る言葉をたくさんくれました。
一番欲しいものを手にする道を、きっとまっすぐに進んできました。
あれもこれも、欲しいものを挙げればきりがないし、したいこと、やりたいこと、憧れはいくつもあるから、自分の願いが何なのか、よくわからなくなることってあると思うのです。
だけど本当に欲しいものは、きっと本気で手に入れるはず。だから届かなかったものは、本当には自分にとって必要じゃなかったのかもしれない。悔しい思いをして気づけたことを、得たこともあると思う。
これからも、一番欲しいものを、私は手にしたいです。その道を進むように、すべてのことが教えてくれてるような気がしてます。
