年中児が色づけした巨大こいのぼり。

展示が終わったら、降ろして年長児が楽しんだように中に入って遊べるようにしようと考えていました。

が、展示中に強風が吹き、大きく破れてしまいました。

 

…自分たちのこいのぼりに入って遊べると期待していた年中児でした。糠喜びさせてしまいました。

 

 

 

 

 

そこで代わりになるものを…と段ボールで大きな家、年中組の子ども達が考える「理想の家」を造ることにしました。

 

開いた段ボール箱を組み合わせ、脚になる部分を折り曲げて半円形にして立つようにして…

 

 

 

 

同じ半円形の壁パーツ2つを1ユニットにして組み合わせます。

仮組なのでまだテープで貼り合わせていませんが、2つの壁を向き合わせると安定して自立する8角形の壁が出来ます。

その他、床、屋根パーツを準備します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

年中組の子ども達には、クラフトテープで貼ってもらうことで家づくりに参加してもらいます。

 

 

 

 

 

 

切ったクラフトテープを子どもに手渡し、必要な箇所に貼っていってもらいます。

使用に耐える強度にしなければ、すぐに壊れてしまうので、しっかり上から擦ってクラフトテープを貼り付けてもらいます。

 

年中児の集中力の持続時間は20分程度なので、その時間内で、あらかじめ造っておいたユニットを保育室で組み合わせて、接続部を子ども達にクラフトテープで貼ってもらいます。

 

 

 

 

 

 

 

壁と床が出来たので、さっそく中にぎっしり入って大はしゃぎ…まだ出来上がってないので壁にもたれないように。

 

 

 

 

 

 

事前に子ども達にはイメージデザイン画を描いてもらいました。出されたデザインを参考にして家の形に。

「2階建てがいい」「虫が育てられる」「車を置く場所」「お花で飾られている」それぞれのイメージで。

 

 

 

 

 

子ども達はこじんまりした隠れ家に入るのが大好き。

出来立ての家に仲間と一緒に活き活きと出たり入ったりを繰り返しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

暑い時期になると熱中症が心配なので、熱がこもらないよう下から吸気して上方に抜ける換気口と窓をつけました。

一度に5人まで、入って良い時にしか入らない、乱暴な扱いはしない…などの約束をしています。

 

 

 

 

描いたイメージデザイン画を「お姉ちゃん先生」に貼ってもらって飾りました。

 

 

 

 

 

 

 

イメージデザイン画を貼ってカラフルに彩りが出来ました。

こいのぼりより長持ちしてくれると思います。