夕方 原因不明の病気で療養中の40歳代の青年から電話がかかってきました
教会員で笑いヨガにも去年から参加してくれている青年です
笑いヨガと本の話になり 道ありきというタイトルが出てきました
彼の求道のきっかけは道ありきだそうです
実は 私も求道のきっかけは「道ありき」で同じという話で盛り上がりました
☆キリスト教との出会いは、高校のときの 倫理の先生がクリスチャンの年配の先生でした
ギデオン協会の聖書 英語と日本語で書かれた新約聖書が教科書
で有名な聖句などを学びました
キリスト教主義の学校ではありません
☆同じクラスで毎日会うのに 文通していた友達がいました
その彼女は 遠藤周作氏の大ファンでした
☆ 短大の学長先生は 一年生の時 週1回 般若心経の講義をして下さいました
とても分かりやすく 当時の教科書〈般若心経〉は今でももっています
書き込みたくさんで 今読んでも よくわかります
ほとんどはそらんじることもできます
☆短大の幼児教育科 の音楽担当の年配の教授はクリスチャンでした
バッハのブランデンブルク協奏曲 第3番 第1楽章をかけて
「天〈神〉に向かって 歌い上げていく???」のような説明をされたことが印象的でした
兄がバロック音楽が好きで 隣の部屋からよく聞こえていましたので
ブランデンブルク協奏曲も知っていました
慈愛にみちた 素敵な先生でした
短大卒業後 保護者との対人関係の不安などから、幼稚園には就職せず
アルバイトをしたりして過ごす中、7月に母の関係で中くらいの規模の税理士・経理事務所に就職しました
仕事後に経理学校へ通ったり 初めての社会人で緊張の日々が続くなか
高校3年の2学期に3か月入院した病気が再発してしまいました
半年の入院生活になり 時間はたっぷりあったので兄に本を買ってきてもらいました
高校の文通していた彼女のことを思い出して 遠藤周作さんの文庫本も買ってきてもらって数冊読みました。黄色い毒薬とか 白い人黄いろい人とか おばかさんとか ユーモア小説が多かった気がします 沈黙も読みましたが よくわかりませんでした。
☆時を同じく療養中のPL教団に所属されている年配の女性が 三浦綾子さんの 「道ありき」という本を貸してくださいました。
引き込まれるように読んで、退院してから本を購入し何度も読みました
三浦綾子さんが ギプスベッドで身動きできないなか 恋人の前川正さんの死を告げられるシーンでは、読むたびに号泣しました
いまこうして書いていても涙がでます。
日記を読むと PLの冊子も読んで PLも勧められたようですが、全く覚えていませんでした
倫理の先生 遠藤周作ファンの友人 短大時代のクリスチャンの教授 短大時代の仲良しグループ7人の中の一人もクリスチャンでした
後に一度彼女の教会の礼拝に参加しました
キリスト教に出あう道すじが 少しずつ整えられていたのです
本棚に大事にしまっていた道ありきを取り出しました
私は宗教は出会いだとずっと思っています
たまたま私は キリスト教と出会ったと思っています
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あなたがたがわたしを選んだのではない。 わたしがあなたがたを選んだ。 | ||
新約聖書『ヨハネによる福音書』15章16節 |