大相撲は国技なのか?

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昨年の日馬富士の暴行事件以来、騒がしい大相撲!

ワイドショーの餌食になって延々と報道されています。
カラスの鳴かない日はあっても、大相撲が話題にされない日はない・・・という印象です。

今日は、明日実施される日本相撲協会の理事選の報道で、貴乃花親方の出馬が決定し、選挙戦になるとのこと。ワイドショーでは、票数を予想したりして、まるで政治の世界のようでもあります。

それだけ人気が集まる・・・視聴率がとれる話題なんですね。
残忍で残酷な事件の報道でもないし、悲しみとか苦しみなんかの感情が起きる話でもありません。ほぼ芸能の世界と同じです。

ところで、「国技大相撲」という言い方をしますが、大相撲は法律に則って「国技」とされているわけではなく、国技館を作った時に、勝手に「国技」という言葉を冠しているわけで、自称ですね。

ウィキペデア からの引用だと
国技が相撲であるという考えが提唱されることになった起源は、1909年(明治42年)に両国に初めて日本相撲協会の相撲常設館が完成した際、それが同協会によって「国技館」と命名されたことであるとされている。これは3代尾車親方(大関:大戸平廣吉)が命名委員会(会長:板垣退助)に提案し、了承されたものであるが、それは6月2日に行われた開館式で作家の江見水蔭が執筆した披露文に「相撲節は国技である。」という内容が書かれていた事に由来したものである。

なお、財団法人大日本相撲協会が財団法人日本相撲協会に改称する際に監督官庁である文部省(当時)に提出した寄附行為の第3条には「この法人は、わが国固有の国技である相撲道を研究し…」と明記されて省令認可されている(昭和41年文部省令第6号)。ただしここで述べられている「国技」はあくまで「相撲道」全体であり、興行としての大相撲を特定して宣言しているものではないことに注意が必要である。興行としての大相撲は、同寄附行為の次条で法人の行う事業として9つ挙げられているうちの一つ、「力士の相撲競技の公開実施」の部分に過ぎない。

判例としては、平成22年4月19日、東京地裁(渡辺弘裁判長)が元露鵬及び元白露山の両名が解雇無効を訴え地位確認を求めて提起した訴訟の判決において、他のスポーツと比較しての処分が重過ぎるとの主張を「国技たる相撲を他のスポーツと比較することは適切でない」として退けた。


NHKの地上波で長年生中継され、海外放送でも放送されているし、
優勝力士には、「天皇杯」が与えられるので、何か「国技」のような印象を持つのでしょう。

現在の相撲協会は、国が認可した財団法人なので、格式があるように思いますが、役所の指導を受ける団体ということに過ぎません。

明治維新後の明治3年にに散髪脱刀令・・・俗に断髪令が布告されてそれまで髷を結っていた人たちが自由にして良いということになりました。それまでは、身分によって髷が決まってました。

本来の意味は、どんな髪型でも良いよ!という意味なんですが、相撲取りだけは、現在も大銀杏を結ってますね。いまや時代劇くらいしか髷を結ってる人はいませんけれど・・・

ともかくも「国技」ではない大相撲なんですが、古い団体だし、制度改革をしてこなかったので色々な問題が発生してるのでしょう。

モンゴル人力士が多くなったとか、暴力事件が後を絶たないとか、
穿れば、色々と出そうですが、表に出ない(出せない)お恥ずかしい話もぎょぅさんあるんでしょう。