寒くなったので、おじいやんは起毛のエプロン着始めました。
保育園の先生みたいで笑える。
これで真冬もあったかなおじいやん先生。
さて。
緩和ケアで、
命が尽きるのを待つだけの父、
毎日スケジュール調整をして、14時~16時に見舞いに行っています。
といっても仕事を持って行って事務仕事してるんだけど。
昨日より呼吸が大きくなっていました。
思いっきり深呼吸。昨日まで1分間に12回ほどあった呼吸が10回を切っていました。
脈拍はもともと多い方で80台後半だったのが、100超えていました。
マラソンしているような感じで必死で心臓も頑張ってる。
血圧は120と安定。
昨日見るのも辛かった手足のむくみが減っていました。
ドルミカムという鎮静薬で眠り
痛み苦しみはモルヒネで抑えています。
水分はもう腎臓がダメで排出出来ないので、生食も点滴せず、
水分と言えば、麻酔だけですので、むくみが減っていくのだそうです。
どんどん枯れていく様子と向き合わなければいけないのはかなりキツいことです。
今日自分のCD「煌~kirameki~」の中の、「結」という曲を聞いたとき
もともと、この曲は我が子が生まれたときの様子が蘇ってくるような子守歌のような曲なのですが
曲を聴いていると、
地球に来た魂が80年まとってきた肉体を脱ぎ捨てて宇宙に帰っていく様子が浮かんできました。
枯れて死に向かいゆく父の姿からの現実逃避なのかもしれませんが
古くなった肉体を脱いで、自由になっていく、その瞬間がいよいよ近づいている、そんな風に思って父を見ると、
かなり気持ちが落ち着いてきました。
今までどれだけ辛かったろうか。
間もなく、自由になれる。出来ることなら見届けたい。
父方の祖母の、魂が口から出ていく瞬間を見届けたように。
昨日のオカラボ、アーカイブも販売されているので、お申し込みはこのチラシの下から。