５月１４日。
娘、金曜を持って、職場を一時休職して、
セブ島に３ヶ月の語学留学に旅立ちました。
思えば、海外に興味を持ったのは、愛知万博。
あの時小学６年。
愛知県の小中学校は、１度は招待され、
他に学校が応募した、「校名に、自然物の文字がある学校」「読売新聞のちびっこ記者」に当たって、計３回。
更にパスポートを所持して母子で約１０回。
そうやって、異文化を身近に感じて、
まずは、当時住んでいた東郷町で、中学生のシドニー派遣に厳選なる、くじ引きで当選して（確かくじ引きの順番を決めるくじでは、ドベ２、その順番が来た時点で残るは、あと１枠。そして当たりでした）
持ち前の不勉強さと、おおらかさと強さで、オーストラリアでわかったこと。
「イエス、ノー、オッケー、サンキュー」が言えれば生きていける
なのでロクに勉強せず。
高校は、英語科に行きたかったが、志望校の英語科に足らず、普通科に入って、ロータリーの１年海外留学に申し込むも、学力で落ち、
ただ、高校から志望者が行ける、
イタリア（カトリックの高校の修道会がある）研修
アイルランド語学研修
インド研修（これも系列の修道院でお世話になりました）
すべてに応募してすべて行って（当時シングルマザー。大変でした）
そしてわかったこと。
「英語を仕事に役立てたいとか、海外で仕事したいとかじゃなくて、
海外旅行に行きたいだけだったわ」
（滝汗）
ということで、本来、大学の国際ナンチャラとかに行って１年留学もありえると、必死でそろばんはじいてましたが、
「仕事してお金貯めて、海外行って、帰って来ても雇ってもらえる仕事って何？」ってところから、見つけたのが歯科衛生士で・・・
今回も退職でなく休職で、その間の厚生年金なども支払ってもらえると言う・・・
まさに夢をかなえたわけです（大汗）
さて、出発前。明らかに杏は異変に気づいていました。
じいさんの施設に顔をだすと、じいさん洗濯物を畳んでいて、顔を見てびっくり。
ゆいのことはすっかり忘れていたようですが、
べっぴんさんなので、知ってる知らないなんてどうでもよく、喜んでいます、笑
３ヶ月で英語が本当に話せるようになるの？と、じいさん、認知症なのに、的を得た質問です、笑
そして、「彼氏はいるん？」と質問して、
「いるけど、置いてく」と答えると、
「彼氏を置いていくなんて、かわいそうに、なんてこというのおおおお」と彼氏を想い？半べそでした、笑
大喜びの記念撮影。
そんなじいさんから、ひ孫への手紙。
いつきくんへ
からしいへ かおしていますね。...
わたしに、にずいか
わた ずにずにずにずに すにしわせで
す。っしよういごをつちたいです。
こんどあったらおしえてください。
こんどあったらごをおしえてください。
わたしはにきゅきゆです。
またいつかあいましょう。たのしみにし
ています。さようなら。
にしむらひろゆき。
訳文
いつきくんへ
かわいらしい顔をしていますね。
私に似ずに幸せです。
一緒に囲碁（英語？）をうちたいです。
今度会ったら囲碁（英語？）を教えて下さい。
私は２級です。
またいつか会いましょう。楽しみにしています。
さようなら。
にしむらひろゆき
さて、その後セントレアへ向かいます。
普段の旅行は太田川駅までですが、
今日は久しぶりのセントレア。
友達と待ち合わせは1時半。ランチは和食がいいとのことで、沙羅餐（サラザン）へ。
久しぶりのサラザンで、
アスパラの食べたいと言い、
私はレディースセットで、そば豆腐と、桜エビのどんぶり、おそばは２枚にして夫と分けました。このほかに、デザートがつきました。
夫は大エビ天丼。娘は、写真撮り忘れました。
そして、海外と言えばこれ。
陀羅尼助さんを飲んで、お腹バッチリ。
衛生士の学校～職場の同期（この子は退職）と一緒に出発するので心強いです。
まあ、語学力と言う点では不利ですが、
３ヶ月で身に付くことも知れているし、安全第一・・・
はきはきしたお嬢さんで安心です。
歯科衛生士なので職場で矯正して、歯並びばっちりです、笑
お元気で～～～
次の帰国は三男の結婚式の６月半ばです。
新しい検査機。大抵音が鳴って、ボディーチェック率高いです、笑
娘を送ると、家に帰って、練習したり楽譜をつくったり、
バイクの音が聞こえるたびに、娘か？と思ってしまいます。
夕食は、母の日のプレゼントで作ってもらったメニュー。
みんなありがとね。
ふと気づくと１９時４０分。
そうだ、飛行機はとっくについているはずなのに、ライン連絡がない、と不安になります。
フィリピン航空のＨＰでフライト情報を見たいのに開きません。
ふと、
時差に気づきました、笑
とは言え、日本時間で到着時間の２０時をすぎても連絡が来ず、
ようやく２１時過ぎに連絡が来ました。
その後現地時間で２１時に学校入りして、
隣の寮に入り、ラインが来ました。
一見綺麗な三人部屋ですが（今のところ２人利用）
虫がたくさん部屋にいる上に、やもりもいたらしく、
一緒に行ったお友達は、もう挫折しかかっている模様。
途中でリタイヤしたら笑って、とラインも来ていました。
お昼に送られてきた寮の食事。
味は、「ビミョー」だそう。
学校が終わってから、殺虫剤を買いに行ったらしい。
なかなか強烈な効き目っぽく見えます。
留学を知った、息子の同級生で、海外留学を何度かして、現在ベルギー在住のＭちゃんから、
注意事項が送られてきました。
写真で見たところセキュリティが悪そうなので戸締りを忘れないこと、
ノックされても確認しないで開けないこと、
一緒に勉強しようと言われても閉鎖的な場所であったりしないこと、時間は昼間、場所は人目のつく学校やカフェで、必ず複数人で会うこと。
金持ちの〇系外国人の手口に多い、チョコレートの贈り物作戦に要注意、絶対に食べてはいけない、何が入っているかわからないので、アレルギー、ダイエットなどと言って折角だから他の人にあげて、とやんわりと断ること、
バーなどに行くときは飲み物は自分で確保、他人からもらわないこと（薬の混入）
お風呂に入れるよと言って、ジャグジーつきプールに誘われても絶対に行かないこと、親しい仲でも基本疑うこと。長期滞在しているとお風呂に入りたくなるから。
（日本人女性にはよく使われる手口らしいです）
語学力を身に着けるには日本人と関わらず、出来るだけ英語が話せる人と親しくしたくなるものですが、
そういう日本人女性を狙う輩も多いそうで、
留学時は、日本人とわかると、人生最高のモテ期がやってくるのだそうで、勘違い厳禁だそうだ（汗）
ま・・・でも・・・
自分のお金で、自分の意思で行くことは止められませんでした（涙）
気をつけなはれや・・・
フルートの生徒姉妹が、フィリピンに冬休みに滞在していましたが、
「ヤモリ？たくさんいるよ。いない家はよくない家だから、ヤモリがいるっていい家なんだよ。殺しちゃだめだよ」
「虫？いるいる、部屋の中をアリが行列で歩いていたりとか」
「確かに危ない国ではあるけど、気を付ければ楽しい国でもあるよ」
と、小学生と中学生の姉妹に励まされました、笑
夜、ラインで電話がかかってきましたが、
心配で、あれこれ言ったら鬱陶しそうに大丈夫だって！と言われましたが・・・
まあ、そういうことで、心配が尽きない３ヶ月になりそうで、ほんと、あーもうめんどくさ！と思うのですが、
人生において、「二人暮らし」の経験が一度もなかった私。
犬を挟んで夫と二人暮らしが始まっています（寂）
この家に来たころは、６人家族だったのになあ。