さて、洞川温泉を出たのは朝8時半すぎ。
食事を7時半から頂いて、支度して早々に宿を後にしました。
というのも、次なる目的地高野山まで1時間45分。
3日目は早く家に帰らなければならないので、回るなら、今日(5月1日)が勝負です。
何年か前の台風の爪痕もまだ残っており、あちらこちらで復旧作業中。
またすれ違うのがドキドキするような道路をかなり長いこと走り、疲れましたが、
無事高野山の中の橋駐車場という、無料の大駐車場に到着。
さて、ここからまずは奥の院を目指します。
いりぐちの枝垂桜がなんと満開。
どこも桜が遅れてくれたおかげで、本当にラッキーなご褒美旅です。
高野山はほんの10日前までは雪も残っていたとのこと。
でもこの日はポカポカ陽気な一日でした。
奥の院までは2時間ほど歩く、と聞いていたので、てっきり山道だと思って、しっかりスニーカーに、スティックついて行ったら、平坦な道で荷物になるだけでした、笑
この墓地エリアは、比較的新しいエリア。
あとでわかったのですが、
一の橋から入ると、古い墓地エリアで、歴史上の偉人の墓地がつぎつぎとあるのでした。
私たちは知らずに進みます。
松下幸之助が、「社員も家族」と、物故者の墓を建てたのがきっかけで、企業の物故者などを祀る墓が次々増えたそうです。
で、こんな墓とか、
福助の墓とか、
UCCの墓とか、なかなかユニークでついカメラを向けてしまいます。
この墓を見て以来、しろありの会社のCMをやたら見る気がします、笑
さて、何も知らない私達、
休憩所があるので立ち寄って、窯で炊いた美味しいお茶をいただき、
お坊さんに、「奥の院はどうやっていったらいいでしょうか」
と尋ねたら、
ここ周辺が奥の院です、と言われて、ずっこけました。
もっと山奥にあるんだと勘違いしてた、笑
お坊さんから、高野山だけでやっている、授戒を受けてください、とチラシをいただきました。
それは泊まる宿のそばで受けられるとのことで(大師教会)あとで伺うことにして、
奥の弘法大師御廟へ参拝することにしました。
歌を詠んでいる人たち。
「歌声サークル」の募集の紙を大師教会で見て、高野山で歌声サークル???と驚きましたが、よく見ると、この方達のサークルでした。下界とはずいぶん違う世界です。
これは・・・大黒天など、だったかな・・・
水向地蔵
お水を掛けながら、故人を供養します。
ここから先は写真撮影禁止の聖地となります。
弘法大師さまはまだ、生きておられて、地下に籠って今でもあらゆる人を救っているということで食事も運ばれているのだそうです。
山全体を、弘法大師さんが守っていらっしゃると言うことで、お墓のエリアも、なんとも暖かいエネルギーに満ち溢れています。
さて、先ほど気づかなかった、一の橋から奥の院に続く墓地エリアを歩いて、下ることにしました。
有名な偉人のお墓などがたくさんあります。
三年パン坂という坂で、つまずいたりすると、3年以内に命を落とすそうで、緊張スポットです。
この碑に耳を当てると、善人には天の声、悪人には地獄の声が聞こえるそうです。
私には何も聞こえなくて、
まあ、地獄の声も聞こえなかったのでほっとしました。
汗かき地蔵。
姿見の井戸は自分の姿が写らなければ・・・
3年以内に死ぬと言う伝説が(怯)
写真ではわかりにくいけど、ちゃんと写ってました、笑
夫はテキトーに覗いて自分を確認するのを忘れたので、
駐車場に戻るときにもう一度覗いてました、笑
順不同ですが、武田信玄の墓とか
伊達正宗の墓とか、
上杉謙信とか、
市川団十郎とか
でも実は、織田信長と豊臣秀吉を見落としました、汗
徳川家康は別のところで200円払ってお参りすることが可能だそうです。
一の橋まで来て、
ちょっと外をきょろきょろして、
再び車を止めてある中の橋に戻りました。
このあと、ちょっと気になった、神社に足を延ばすことにしました。
つづく