さて、創業1806年、黒澤明監督の映画『影武者』でも使用された、武田信玄屋形門が出迎える老舗旅館にチェックイン。
長男嫁が企画した台湾旅行に行けなかったし、これで子どもが生まれたらしばらくこんな旅館ではゆっくり出来ないだろうし、
もしかしたら私と一緒に大浴場は嫌かも?と、源泉かけ流し露天風呂のついた客室にしました。
実際には一緒に大浴場に行きましたが、ちょうど若い女性の団体と一緒になって賑やかだったりしたので、あとは客室のお風呂にゆったり何度も入りました。
にしても、こんな老舗のお宿にも、若いお嬢さんがたくさん来るとはびっくり。
熱海は、駅前に新しいビルが出来たせいか、若者が一気に押し寄せているそうです。
さて、3時にチェックインして、45分ほどぼんやりしてから、
散歩に出ることにしました。
本当は、タクシーの運転手さんに、「熱海桜」はライトアップが絶対にお勧めと聞いたのですが、夕飯を食べたら出られなくなりそうなので、明るいうちに出発。
宿の前に湯気があがる、清左衛門の湯。
清左衛門さんが掘ったのか?と思ったら、なんとこの穴に、清左衛門さんが落ちて焼け死んだという、悲しい伝説のお湯でした。
先週の水曜に、次男嫁が、満開だとテレビでやっていたとラインが入り、
「桜?河津桜でもまだ咲かないのに???」と驚いて調べたら、満開でしたが、
この日で3割ほど散ってしまっており、
その夜風が強く、雨も降ったので、翌日にはもう5割以上散っていました。
また、仲居さんが、妊婦の嫁に、すっごく優しくしてくださったり、
私が朝のわさび丼をオーダーし忘れて、生わさび不足で間に合わなかったので、
夜遅くに用事があるからついでに、深夜営業のスーパーに見に行ってくださったり、(結局品切れでしたが)
ほんといろいろ親切でありがとうございました。