今日の午前は東浦レッスン。
先日の、あいち県民健康祭の当日の朝、
持病の突然の悪化により、発表会欠席を余儀なくされた生徒さん、
まだ多少の痛みはあるものの、
元気に出てきてくださって、ほっとしました。
「かごめかごめ」のアンサンブルでは、
情景が浮かんできた~と喜ばれ、、すごく幸せそうな表情をなさっていました。
他の生徒さんからも、
「先生の演奏を健康祭りで聴いて、涙が出ました。オカリナ頑張って、フルートもやれたらやりたい」と言われうれしかったし、
一度舞台を踏んで、そこに目指して練習をしたせいか、みなさん、音がとってもしっかりしてきました。
さて。
東浦レッスンが終わると、コンビニでおにぎりとサンドイッチを買って、食べながら名古屋へ向かいました。
大沢聡先生のオカリナレッスンの日なのです。
30分のレッスン、
必死です。
今日の大沢先生、
いつにもまして、厳しい。
最初からビビってしまいました。
怒っているとか機嫌が悪いとかじゃなく、
私も教えている立場なのでわかるのですが、
生徒さんが真っ向から本気でかかってくると、
受けて立つぜ!と真剣になり、
厳しいつもりはないけれど、真剣なので、そういう雰囲気になるわけなのです。
ということは、わかっています。
30分9500円ほどのレッスン料を払って、
普通の先生では教えていただけないことを教えていただかなくてはもったいない。
ということで、
チャルダッシュと、ラ・クンパルシータのバイオリン用楽譜を持っていきました。
どしょっぱつでチャールダッシュなので、
先生もどしょっぱつから真剣に向き合ってくれたのです。
と、わかっちゃいるけど、
ビビり、
左手小指に異様な力が入り、
やがて、小指が動かなくなり、
正しい運指が出来なくなりました、笑
オカリナの初心者が、
左小指に力が入りすぎてコキコキになることは、
私も以前経験していますが、
まさか、今、ここでこうなるとは・・・笑
レッスンは緊迫していましたが、
よくここまで仕上げてきましたね~
コンサートでは、これだけ出来れば拍手喝采レベルですよ、
と言っていただいました。
先生のご指導はもちろんその上を行くもので、
チャールダッシュのデビューは少し先を目論んでいますので、
その前に、その上に到達できるように、がんばります。
ラ・クンパルシータは、アルゼンチンタンゴ。
アーティキュレーション(たとえば、スラーとかスタッカートとかアクセントとか表現の仕方)など、が間違っている、と徹底的に譜面を直されたのですが、
もともと、この譜面、有名なバイオリニスト監修によるもの。
この方の演奏CDもあるので、それを参考にしたのですが・・・
先生にそれを話しますと、
「だから、音楽大学出たって、音楽をしっかり学んだって、アルゼンチンタンゴをやるなら、アルゼンチンタンゴを学ばないといけないのに、学ばないでやるからですよ。サックス(大沢先生は病気をなさるまではサックス奏者だった)の日本一有名な人だって、そういう解釈がひどいもんですよ」
とおっしゃる。
確かに、
あるフルートの有名な先生監修の、曲集があって、これもよくオカリナで使うのですが、
その中に、カルメンの「ハバネラ」があるんですね。
これが、先生の模範演奏が、いっちゃなんだけど、
お姫様みたいな、美しく滑らかな演奏。
カルメンは、タバコ工場で働くジブシーなのですから、
明らかにこの模範演奏はおかしいってことはわかります・・・
いやーしかし、
各音楽を、深く追求するには、相当な労力がいるだろうなあ・・・
「つまり、アルゼンチンにいって、タンゴを聴くのが一番いいですよねえ」なんて、くだらないことを先生につぶやいてしまいました。
「それが一番ですね」
って、そりゃそーだよなー。
さてしかし、でも、
厳しい中でお褒めいただくことは、
内心すごく得意げな気持ちで。
今日の6歳ちゃんのピアノレッスンで、
「これはなんだ?」と言う私の質問に
「ト音記号♪」
「ヘ音記号♪」
などとサラっと答え、
すごい、覚えたね!と褒めると、
ものすごく得意げな表情をしたのを見て、
だよねー、得意げだよねー、うれしいよねー、と、
私も誰かに得意げに自慢したいので、よくわかります♪
ってことで私もここで今日のレッスンも大沢先生のお褒めいただいたこと、自慢してみました、笑