私、旦那、義母の3人で始まった戦いは1対2の完全アウェーだった。
この話の相談を友達にした時、友達は言った。
「姑なんて最後は息子の味方だよと」
それはなんとなく理解していたが、さすがに不倫となれば少しは旦那の事も責めるのかと思っていた私の考えは完全に裏切られ、予期せぬ義母の反応に思わず言葉を失ったのだ。

話の前に会話を録音することを告げると2人はビックリしていたが、私にできる唯一の自己防衛。
後々もしもの時に備えて全てを録音する事にした。

私「不倫してますね」
旦那「なぜ?」
義母「それがどうしたの?それが何?
ビックリした!さすがに想定外の反応だった。
そして確信した。やっぱり義母は不倫の話を聞いてる。
何とか絞り出した言葉は「不倫をしてることが、それが何?ですか?」だった。
義母「そうよ不倫がどうしたって?じゃあ聞くけどあなた達夫婦関係はどうなってるの?何か証拠があるの?」
私がホテルの領収書を見せると
旦那「してるよ」
私「相手は?」
旦那「言わない。言う義務ない」
私「〇〇さんですね」
義母「あなた探偵使ったの?」
私「自分で調べました」
私が他の証拠を見せると
旦那「別れますか」
旦那は完全に開き直った。

そして義母は私に対してSEXレスについて私を責めたて始めた。

初め私は夫婦関係と言われ夫婦不仲の事を言われてるのかと思ったらSEXレスの事を言われてたのだ。
義母「私ずっとあなた達おかしいと思ってたのよ。いつからしてないの?」
私「次女をつくってからしてません」

そう、私達夫婦はもう20年近くSEXレスだったのだ。そして拒んでたのは私。
そこを義母は責め立てた。

レスの理由はまたの機会にお話します。

私「だからと言って不倫していい理由にはなりませんよね。私だってそれに関しては少なからず負い目があるので風俗や一晩限りの浮気なら何も言いません。でも違うよね?その人は性のはけ口なの?違うでしょ?どういうつもりでそういう事してるの?」
旦那「大切にしたいと思ってる」

私は離婚条件の書いてある紙を旦那に渡し、不貞行為をした側からの離婚請求は認められないらしいという事を告げた。

私「離婚ならこの条件でお願いします。これが嫌なら離婚には応じません。」

実は前もって無料相談で弁護士に少しだけ相談していた。
そして慰謝料は相手からとっても旦那からとっても2人からとっても金額の総額は変わらないと聞き、旦那からとった方が簡単だなと思い、慰謝料の金額は相場よりかなり高めに設定していた。

私「念書も書いてもらう。不倫してますという念書」
義母「書いちゃダメだよ。弁護士を頼もう。私、離婚専門の弁護士知ってるから頼むわ」
私「私はお金がないので自分で戦います。でもそれなら相手と相手の旦那にも出てきてもらいます。相手の子供にも知らせてもらう。うちの子供だけが傷つくのはおかしい。相手の職場分かってるんだよ。職場に連絡させてもらう。」

そこまで言うと旦那は途端に態度を変え、離婚条件を全てのむと言ってきた。念書も書くと。
義母までも「そうね相手には迷惑かけられないわね」と言った。

迷惑かけられてるの私なんだけど…
おかしくないか?

旦那「じゃあ、お前も相手と相手の職場に連絡しないと念書を書いて」
私「わかった」

こうして話し合いは一応終了した。

まあ、私にしては高額の慰謝料で決着がてきたのでそれなりに勝利感はあった。
しかし、この辺のやりとりや義母の無神経な言葉の数々に、私は翌日からモヤモヤがMAXに達し改めて爆発する事になる。
この話も後ほど。

かなり掻い摘んでのあらすじと文章力のない私の文面なのでイマイチ白熱した戦いの様子が分かりづらいのですが、私的にはかなり緊張した1人の戦いで気力体力共に相当消耗した数時間でした。