当店ホームページから来て下さった方も

前回のブログを読んで下さった方も有難うございますピンクハート

スウェディッシュマッサージセラピストのMaiです照れ

 

前回の続きとなりますが、

実は海外での論文が多く見受けられるスウェディッシュマッサージひまわり

 

論文はネット上にも多くあがっており、開業当初に気になった2つにさらっと目を通していたのですが

改めて読んだところ興味深い内容がたっぷりポーン

 

でも論文1つにつき内容が濃くて大容量なのが難点でアセアセ

 

今回、私が「ほぉ」と思った部分を抜粋して要約&意訳させて頂きましたので

スウェディッシュマッサージを受けたことがない方もある方も

参考までにお読み頂けますと幸いですピンクハート

 

<結果>だけを読んで頂いても伝わるようになっております

●本論文の検証結果は効果を保証するものではありません(個人差あり)

●検証の為に施術を受ける頻度や部位を限定していますが、それが絶対ではありません

 

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【論文1】

Title: Impact of classic massage on blood pressure in patients with clinically diagnosed hypertension

(題材:クラシック(スウェディッシュ)マッサージによる高血圧患者への効果)

ポーランド2014年

 

<対象>

少なくとも20年以上高血圧と診断され

且つスウェディッシュマッサージを受けたことがない女性(60~68歳)10名

※薬剤などによる二次高血圧の方は省く

 

<検証方法>

被験者10名に対して、10種のマッサージを10日連続、下肢に対して実施。

マッサージを始める1分前、各工程のマッサージが終わった1分後と5分後の値をそれぞれ測定。

(測定場所は病院の内蔵疾患科)

 

<結果>

マッサージの効果はあり、血圧の上下どちらも平均して下がり続けた。

1回目の施術を受ける前、Dさんの血圧(上)は160mmHGだった。

しかし2回目の施術を受ける前には120mmHGに変化しており25%減少。

その後の測定では140mmHG前後で留まっていたが、8日目に再度125mmHGまでに減少。

検証を終えたDさんの結果としては検証前と比較して19%ほど下がった状態となった。

 

これはマッサージが血管とリンパ管を拡張し流れを良くしたことで、

静脈の流れを増やし、動脈の抵抗(心拍数を上げる要因となるもの)が減少。

心臓のポンピング機能が容易となるよう影響を与えたと考えられる。

 

但し、他の研究論文では高血圧の男性被験者に実施したところ

女性ほどの減少が見づらいかったという結果もあり。

それでも、リラックス状態に導かれた人ほど減少は見られやすいということが分かった。

 

結論、今回の被験者数が少ないことから、より人数を増やした検証は必要だと考えるものの

スウェディッシュマッサージは安心安全に

高血圧患者をサポートするケアとしては有効なものであると考えられる。

 

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【論文2】

Title: The efficacy of classical massage on stress perception and cortisol following primary treatment of breast cancer

(題材:乳がんの一次治療に繋がる、ストレスやコルチゾールに対するクラシック(スウェディッシュ)マッサージの有効性)

欧州のグループ研究

 

<対象>

乳がんレベル1と診断された34人の女性

 

<検証方法>

34人の女性をランダムに実験群と比較対照群に分別(17:17)。

実験組の17人は週2回、30分の施術を5週間受ける。

比較対象群の17人はその期間、日頃の治療以外特別なものは受けない。

検証にはストレス尺度とベルリン基準の気分尺度を使用。

 

<結果>

最終日】では、比較対象群に比べて実験組のストレス数値は減少。

また【最終日から6週間後】時点の再測定でも、"疲れ"において実験組が大きく減少したままだった。

 

最終日】と【最終日から6週間後】の数値を比較すると、ストレス数値・コルチゾール濃度・セロトニン濃度において目立った差異はないものの

【開始日】の数値と【最終日】の数値を比較すると、実験組に関してはストレス数値とコルチゾール濃度が減少していることが分かる。

 

ストレスが減少した要因として、マッサージを受けると

リンパ液のコルチゾール(※1)と唾液内のクロモグラニン(※2)が減少。

心拍数が下がり頭頂部と後頭部の脳の血流量が増加することをPETで確認した。

また脳内オキシトシンがストレスを誘発する物質を抑制していると言える。

 

気分障害への効果としては、"怒り""不安鬱""疲れ"において実験組が大きく改善。

これは他文献でも同様の結果が出ている。

 

このようなことから、マッサージセラピーはストレスやコルチゾール値の短期的削減を導き、

更に気分障害に対しても前向きな効果が期待できると考える。

 

※1:コルチゾール:ストレスを感じると増えるホルモン。分泌の多い状態が続くと海馬を委縮させることが分かっている。

うつ病患者はコルチゾール値が高い。

※2:クロモグラニン:ホルモンの産生・輸送の働きを持つ

 

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如何でしたでしょうか

 

研究結果が見えると、施術する側としても意識が高まる~メラメラ

 

実際、当店の施術を1回受けたお客様が、2回目の来店時に「あれから血圧下がったんです!」と私まで嬉しくなるお声を下さったこともハート

 

個人差はあれど、血流を良くするメリットはたくさんですよね照れ

面白かったので、また時間をとって気になった文献は読んでいこうかなぁという気持ちになりましたイエローハーツ

 

これからも、お客様一人ひとりにとっても”良い効果”を感じて頂けるよう、心を込めて施術して参ります照れ