今日は中年の危機シリーズの続きです
NT冥王星のスクエア、NT海王星のスクエアのあとに、ほぼ同時にやってくる配置があります。
それが、土星と天王星のハーフリターンです！
土星のハーフリターン
土星は公転周期が30年弱で、30歳直前と58歳ごろにやってくる「サターンリターン（土星回帰）」はわたしたちの人生の枠組みを大きくリセットするタイミングとして有名だったりします。
わたしは、離婚を決意したまさにその日がサターンリターンでした。
この日付を知ったときは衝撃だったなぁ。
決意して、元旦那に離婚をお願いした日。
その3週間後に離婚届を出していて、その3週間前に決めているのでおそらく間違いないのです。
ずれても前後1～2日でしょうか。
自分の人生を取り戻そうとした。
そして、今のわたしがあります。
土星は公転周期が30年弱ですので、およそ7年程度で生まれた時の位置から90度、180度…と空の土星が動いていきます。
7年ごとに人生の大きな見直しがあると考えていい。
そして、土星が回帰した日から14～15年で生まれた時の土星の位置の真向いに空の土星がやってきて、生まれた時の土星と向き合います（ハーフ・リターン）
このタイミングがだいたい44歳前後です。
ぴったり向き合うタイミングをが分かればその時期に気を付けたほうがいいですが、緩くみれば、トータル1年間くらいは影響を受けると思います。
土星は社会的な課題、成熟、時間をかけて安定させ、社会的に達成することなどを象徴します。
空の土星が真向いに来ると、
サターンリターンから14年かけてやってきたことの成果が良くも悪くも可視化されます。
そして、その意味に揺さぶりが起こります。
自分が社会的に目指すものはこれでよかったのか。
30代からここまでに努力してきたことはうまくいったのか。
間違っていたこと、歪んでいたことはないのか。
それは自分らしかったのか。
社会では中堅的な年齢になって、残りの社会生活について強く意識される時でもあります。
残りの人生の落としどころを強く意識し、そこに向けて模索する段階に入っていきます。
15歳という年齢は、生まれて最初の土星のハーフリターンです。
尾崎豊の「この支配からの、卒業！」なんて、まさに最初に土星があらわす枠組みやルールを疑う意識。
外から別のエネルギーが流入してきて、これまでの既成概念を壊したくなる時でもあります。
天王星のハーフリターン
更に、天王星のハーフリターンがやってくるのも同時期です。
わたしは土星も天王星も、ハーフリターンが2026年の春をピークに同時にやってきそうです。
天王星も軌道が綺麗な円ではないため、ハーフリターンの時期は38歳から44歳ごろまで幅があるようです。
最近の人は44歳ごろに来ている印象があります。
天王星は公転周期が84年なので、わたしたちが人生を元気に生きていける期間をあらわすともいえます。
また、天王星は外から新しいものを持ち込んだり、自分の独創性を示すような意味があります。
土星が社会の枠組みやルールであり、天王星の意識はそれを壊します。
常識やルールに囚われず、自分にしかできない何かを始めていこうとする時期です。
わたしはこの時期を中年の危機ならぬ、「中年の反抗期」と呼んでいます（笑）
脱サラして田舎に移住する、とか、急に独立とか、急にラーメン屋をやるとか、考えだす時期というか（笑）
今までとは違う、新しい、面白いことをしたくなるし、
そういう話も舞い込んできやすいです。
土星と天王星のハーフリターンによって、人生の大きなブレイクスルーが起こると考えるとよさそうです
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