みなさんこんにちは、明るく楽しい横浜市「福田音楽教室」のピアノ講師・音楽療法士の福田りえです。
ワークブックをきっかけに
気管支や肺に疾患を持つ知的障がいの無い小学1年生の『ダイちゃん』のピアノレッスン中。
ワークブックを書いて貰っていた時、こんなお話になりました。
左手の上に「くるん」とあるのを指して・・・
ダ)「なにいろで かいたらいい?」
福)「もちろん朝顔の蔓(ツル)と思うので、緑かなぁ。」
ダ)「あおか、みずいろだね。」
ダイちゃんは、なんと風だと思ったようです。
この感性イイ!素晴らしい〜って感じました。
▲ダイちゃん(頂いたイチゴとパチリ!)
そのあと、
ダイちゃんは、おもむろに歌いだしたんです・・・
歌った歌詞を書いてみたら…
ダ)「北風〜小僧〜のかんたろう〜♪」って。
(朝顔となんの関係もないけどね ^^;; 風つながりかな。)
ヒュルル〜と言いながら色を塗って。
「きたかげ こぞうの」
って書いてる!?
歌い「ことば」と、書き「ことば」
げ →「ぜ」に直してもらいました。
彼は気管支と肺が弱いので、寒くなると風邪をひいてデロデロしているのです。
しかも在宅酸素療法で、一年中「高濃度酸素」のパイプを鼻に付けているので、発音が明瞭でないこともあるのです。
そのために色んな単語の発音なども、間違えて覚えていることがあると判明!
間違って「ことば」を覚えてしまっていませんか?
知的障がい、発達障がいなどで言葉が遅かったり、舌足らず、吃音のある方なども、自分の発音で歌詞や「ことば」を覚えてしまっていたり、小さな幼児さんにも「発音とことば違い」が見られることです。
単語・文章の文字認識チェック
今後単語や文章は、口語体と文語体でしっかり確認していきます。
⑴ 言葉に出して言いながら
⑵ 書いて文字認識のチェック
このように、何気なくいつものように歌っている歌詞(口語)を、書き言葉(文語)で確認すると、間違って覚えていることもあるのです。
プライドが高く傷つきやすい生徒さん対応
間違っているその場で、先生やご家族に指摘されると、プライドが大きく傷つく生徒さんもいます。
そんな時には、正解の歌詞をプリントアウトしておいて、「お家で間違い直ししてみてね〜。」と言って、直接指摘をしない方が良い場合もあります。
改めて来週のレッスンでやってみるよ〜!と再チャレンジさせると、次回からは間違えずにしっかり覚えてきてくれます。
あくまでも、子どもだからといって、直接ズバッと「ここが違う!」と言っても良いタイプとそうでないタイプがあるので、よく見極めてくださいね。
ピアノレッスンの中やご家庭でも、ぜひ「ことば」のチェックしてみてくださいね。
最後までお読み頂きありがとうございます!
みんなの福をスイッチ(〃^∇^)オン!*:゜・.。..彡☆
FUKUON 福田音楽教室☆福田りえ
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