こんにちは
まひろです
日本人って
謙虚だからさ
自分の子どものことって
なかなか自慢したり、しないよね
「うちの子、○○の才能があるのよね～」
とか
「○○がめっちゃ上手で、いつも夢中なの～」
とか
「優しくって、おうちのお手伝いいっぱいしてくれるのー」
とか
ママ友に言っちゃったりしたもんなら
なんか微妙な空気が流れそう…
話すことと言えば
謙遜と取り間違えた
愚痴という名の
我が子を落とすような言葉ばかり
「うちの子は全然勉強しないで
ゲームばっかり」
とか
「休みの前日は夜更かしして
翌日は昼まで寝てる」
とか
「お手伝いなんて、全くしてくれない」
とか
そんなことを言っては
「うちもうちも～
」と共感してもらって
「あ、うちだけじゃないのね。よかったー
」
ちゃんちゃん
みたいな
それが家の外で日常化してたから
家の中で我が子に面と向かった時でも
わざわざ褒めることもしない
口から出るのは
子どものできてないところを
あげつらって
「あれしろ」「これしろ」と
命令もしくは指示ばかり
で、子どもがそんな親の言うことを
聞いてくれるわけもないから
母のお小言は延々と続く…
思えばまひろ
息子が不登校になるまでは
そんな毎日を繰り返していました
それでも、私は私なりに
子どもたちのため、家族のため
ご飯作ったり掃除したり洗濯したりと
家事はもちろん頑張ってたし
子どものお稽古の送り迎えもやって
学校からのお手紙や子どもの宿題にも
ちゃーんと目を通して
いわゆる「いいお母さん」を目指して
家事も子育ても頑張ってたんです
でも今から思えば
それって本当に子どものためだったのかな
学校の先生や、ママ友や
しいては親戚や親兄弟等からの
「優秀な子どもを育てる
優秀な母親」っていう評価が
欲しかったから
ただそれだけじゃなかったのかな
私の目に映っていたのは
世間から「自分が」どう思われるか、ばかりで
子どもの気持ちなんて
後回しにしてたんじゃなかった
うん…
子どもが不登校になる前の私は
子どもの気持ちなんて
微塵も考えたことなかったよ
「こうあるべき」に従わせることこそが
大切だったから
子どもの気持ちなんて
いちいち考える必要ないって
本気で思ってた
子どもが不登校になって
それこそ天地がひっくり返ったような現実の前に
それまでの価値観がガラガラと崩れて
もうどうしようもなくなって
そして
ようやくようやく
自分がどんなに
つまらないもののために
労力を費やしていたのか、
本当の本当に
大切なものが何なのか、に
気づくことができた
他人の目に自分たちがどう映るかなんて
全くどうでもいいことだった
目の前のこの子が今、幸せなのか
そう、
目の前のこの子が今、笑ってるのか
そして、何より
自分自身が今、幸せを感じているのか
笑えているのか
本当に大切なことは
めっちゃシンプルで
めちゃくちゃ単純なことだったんだよ
私は世界中のすべてから愛されていると
自分自身を信じられれば
ふ…とした瞬間
「ああ、幸せ～」って
そんな言葉しか出てこない
これね
まひろは子どもの不登校っていう
一種、究極の状況でようやく
手に入れたものだったんだけど
不登校なんてことが起こらなくても
手に入れることができるとしたら
それはそれで素晴らしいことだと
思うんだよね
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