こんにちは
まひろです
これは、以前にあげた記事です
アメブロの機能で
「〇年前にあげた記事です」で
教えてもらって、読んでみたら
なんだか、ええこと書いてるんで(笑)
今一度、自分の心に刻み込むためにも
手直しして、紹介させていただきます
よろしくお願いします
今年も3月11日がやってきましたね
13年前のあの日
突然のできごとに
尊い命を失くされた方
大切な住む場所や生活の基盤や
そして、心のよりどころであるふるさとを失くしてしまわれた方
13年の月日がたった今もなお
苦しみの中にある方々のことを思うと
無力な自分が悲しくなるばかりです
13年前
そんな恐ろしい現実が
遠くの場所…
と言っても、同じ日本で起こっている中
当時、息子は中学1年生でした
小学校5年からの五月雨登校への不安を
自ら払拭すべく
超人的な意志の力で
春から12月まで
通常の授業に、部活に、塾に、と
全てを精力的にこなし
がんばってがんばって
なおもがんばり続けて…
ついにその張りつめた糸が切れたのが
3学期の始業式の日
部活から帰った息子は
「もう、あかん…」と玄関で倒れ込み
それ以来、全てを断ち切り
自らの世界に引きこもりました
どうすることもできず
そんな息子をただただ、見守るだけの日々
そんな中での3月11日でした
そして、あの日
忘れもしません
当時行けてはいないものの
籍だけは残していた塾の手続きをするため
私はその教室に出向いておりました
震災について何も知らない中
塾から西に向かって帰る車内
真正面から夕陽を浴びながら
自分の息子のことを思い
私は、ハンドルを握りながら
ただただ泣いていました
溢れ出る涙は
引きこもる息子に対する嘆きであり
息子の将来を憂う不安の表れでした
そして、自宅へ帰り初めて
TVのニュースで
あの、恐ろしい現実を知ることとなりました…
私は13年前のあの日あの時
自分の悲しみや不安だけで
ただただ泣いていました
その後目にした光景は、まさに驚愕でした
帰る家のあるありがたさ
命のあることのありがたさ
脳天を打ち砕かれたような衝撃でした
私の愛する息子は生きている
今、この時を生きている
こんなありがたいことが、他にあるだろうか
これ以上、何を望むというのだろう
あの時、本当にそう思い知りました
3月11日が来るたび
13年前のあの日を思い出します
自分の苦しみだけに囚われて泣いていた小さな私
「大丈夫だよ、あなたの息子は十分な休養を取りさえすれば
また笑顔で自分の道を進んで行けるようになるよ」
.
「生きているっていうのは、そういうことだよ」
今なら、あの時の私にこう言ってあげられるのにね
そして
今我が子が心配で心配で
この先どうなるのだろうと
苦しい思いをしておられるお母さん
大丈夫だよ
あなたがお子さんを思う気持ちがある限り
あなたのお子さんは
自分の道を自分の力で進んで行くようになるよ
十分な休養を取りさえすれば
そこにあなたの笑顔がありさえすれば
自分で選んだその道を
笑顔で進んでいくよ
そんな息子も、もう26歳
大学院を卒業し
自分の希望する職場に恵まれ
社会人になって
間もなく丸２年が過ぎようとしています
自分の選んだ道を
笑顔で進んでいます
こんな日が、あなたのお子さんにも
必ずきます
私は若干の寄付や義援金の協力以外には
何もできないけれど
被災地のますますの復興を
心からご祈念申し上げます
そして
このブログをお読みくださっている皆さんに
心からの笑顔が訪れますように…
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