令和4年2月10日木曜日
この日は糠平湖の対岸ポイントに行って、氷上ワカサギ釣りと自作の電動アイスペグのテストをしてきました。
この日の5日くらい前から、前歯(差し歯)に軽い痛みが出ていたので、ここ数日間は歯科医院に行くべきかを迷っていました。
歯の具合の様子見もあって、予定も立てられなかったことから、休日の水曜日には釣りに行かずに、自宅に籠って暇潰しです。
そこで、前回のブログにも登場していた氷上わかさぎ釣りテント用の自作電動アイススクリューペグを、ソロテントで本格使用できるようにと、必要となる本数分を揃えて作ってみました。
材料は、ダイドーハントのロングウッドビス(半ネジ)、Uボルトプレート10A、ナスカン(サイズ5)、配線保護ゴム6mm、ビニールテープです。
26cm10本と30cm2本を作りました。
↓先ずはバケツに入れた水を凍らせて、完成した物が使えるかをテストしてみました。
↑表面がツルツルした氷でも、打ち込めることが分かりました。(映像で最初の1秒は、電動ドリルドライバーのスイッチ位置を間違えて逆回転してます)
この時は、バケツの奥までは凍っていなかったので、完全に凍らせてから、もう一度テストをしてみました。
ガチガチの真氷で再チャレンジ!
しかし、バケツの氷では圧に耐えられず、直ぐに割れてしまいます。
念のために、ロングドリルビットで下穴を開けた場合には、どうなるのかも確認してみました。
↑ロングドリルビットです。
やはり、ドリルビットでは割れません!
ありがたいことに、日が経つにつれて歯の痛みも薄れてきていました。
今週は、氷上わかさぎ釣りには行けないと思って諦めていたのですが、翌日(木曜日)の天候が良さそうなので、急遽ソロでチャレンジしてみることにしました。
夕方から急いで準備をしていると、猛者のEKさんから毒LINEが!
周りでは、それほどまでは釣れていなかったらしいけど(それは彼の闇のフォースによるバキュームのせいだと思うよ!笑)、魚探サーチしてかなやま湖で金脈を掘り当てたそうな。笑
かなやま湖にすべきか?
糠平湖対岸にすべきか?
マフディは悩みまくりました。
深夜まで持ち越しましたが、結果は糠平湖対岸にしました。
やはり、深い水深で自作穂先を使って、当歳魚の微弱なアタリをポツポツと拾う釣りは、自分にとっては何よりも楽しいですし、広大で美しい風景をバックに、僅かな人数の中に身を置ける釣りは、限られた贅沢だと思うのです。
年に一度は行っておきたいので、こちらに決定しました。
EK氏によると、その日はまーまーさんも対岸ポイントに行かれるらしいと聞きました。
それはラッキー♪
オリンピック競技が気になり、準備を終えたのは午前0時30分。
起きれるかな?
目覚まし⏰午前4時にセット!
けれども、午前3時50分に体内時計の釣りワクワクタイマー⏲の起動により、勝手に起床!✨
糠平湖駐車場に到着したのは、午前5時45分頃。
途中で私のジムニー君を追い越していった、黒塗り高級車の横に停めて荷下ろし。
黒塗り高級車さんは、既に湖上へと向かったらしく、そこにはもう人の姿がありません。
早いわ〜!
私は午前6時過ぎに湖上へ向けて出発。
林道上は圧雪でしたが、滑り止めの焼砂か土を撒いてあったので、安心して歩けました。
でも、帰りに重い荷物を引っ張って踏ん張る場所では、簡易スパイクが必要だと思います。
林道を抜けると明るくなって、ヘッドライトは消しました。
ここで気付かないと、そのまま消し忘れアルアル。
(^_^;)
湖畔の河口付近では、3mほど減水してスロープができていましたが、これでいつものオープン当初くらいの水位みたいね。
テント村を過ぎて対岸ポイント付近まで来ると、魚探サーチをしている猛者オーラの溢れる人を発見!
更に対岸ポイントの杭の近くに、散乱した荷物とトヨトミ石油ストーブを発見!
私と同じく、道東灯油暖房公魚釣族🇯🇵
これは間違いない!まーまーさんだ!!
ちなみに私はトヨクニ石油ストーブ。
呼んでみると、やはり十勝のワカ猛者でした!✨👏
既に魚探サーチを30個もしていたそうな。
笑
どこも良い反応は無いみたい。
聞くと、どうやら黒塗り高級車はまーまーさんの車だったみたいね。
そんなリッチマンさんでありながらも、家族から受け継いだという年季の入ったドリル&自作アダプターを使っているのは、渋くてカッコいいね
😊👍
でも、落下防止バーが固定式だから注意が必要なのよね。
この日、ウェアに引っ掛かって破いてしまったみたい。😵
あらま、、
マフディも固定式で、ウェアが引っ掛かったことがあります。注意しているつもりでも厚着しているから、ついやっちゃうのよね〜!
固定式アダプターアルアルです。
対岸ポイントに到着したのは午前6時33分でした。📸パチリ✨
私のアバウトな歩数センサーを頼りに、以前にあった調査ポイント付近に行き、二人で並んでテント設営しました。⛺️⛺️
今回は四方の張り綱4本、中ベロ👅2本、ポール付け根4本のペグダウンです。
その全てを電動ドリルドライバーを使って、自作のアイスペグを打ち込んでみました。
一本だけ、空回りして刺さりの悪い物がありましたが、他は軽々と打ち込めました。
下穴も不要でした。
↑打ち込みが出来なかった物を確認してみると、先端部のスクリュー刃が鋳造形成ミスで不足していました。
これだけのことで、空回りしてしまうほどにガチ氷はシビアです。
ナスカンはペグ側には取り付けずに、張り綱側に常備することにしました。
こうすると撤収や展開の際に、長い張り綱を結んだり解いたりする手間が、省けることに気付きました。
実戦にて、このように硬い氷でも自作ペグの打ち込みが可能であることが分かりましたが、💯点満点だとは言えません。
この日は天候が良かったので、のんびりと設営と撤収ができましたが、星型トルクスネジなので、雪深く吹雪いた時にネジ穴に雪が入り込んだりすると、手際良くスムーズに撤収できるかが心配なところ。
その場の状況に左右される物となると、常用は厳しいですからね。
打ち込み後に、泥除けスカートにスコップで雪を被せる際にも、同じ理由で注意が必要となることも分かりました。
また、通常のスチールペグであれば、ループに通してそのままペグ打ちができますが、スクリューネジの場合には、ネジ刃がループに触れて回転すると、ループ繊維を傷つけてしまう恐れがありますので、打ち込み終えてからナスカンで固定する必要があると分かりました。
良い点としては、ソリッドステーク30ペグと比べると、重さの面で1本につき100gも軽くなるので、そこは捨てがたいメリットだと感じました。
まーまーさんはテントポールの四方固定には、六角コーチスクリューにワッシャーを付けた物を使用していましたけど、とてもスムーズに打ち込んでいました。
それを使って、今まで打ち込みの出来なかったことは無いとのことです。👌
表面がガチガチの真氷🧊でも、回転熱で溶けるから、電動ドリルドライバーを後方から押さえ込めば、打ち込みできるらしいのよね。
私と同じで、振動モード付きドライバーでは無くても大丈夫とのこと。
M8かM10の24cmくらいのサイズに見えたから、ちょっと重さはあるようだけど、安心して使えそうでした。
今度は、そちらも試してみようかな!
まーまーさん、良い情報ありがとうございます😭
午前7時35分、早くも準備を終えてまーまーさんが開始!入れピクで一匹釣れたそうな!
まーまーさんのテント、オガワNorth Peaceなのに小さく見える不思議!
まーまーさんの頭が異常に大きいのか?🤭
いやいや、そんなことはありません。笑
何とビックリ!!!
これって、003!
えっ、そんなの存在していたのね?
GF3と同じサイズで金属フレームにデカいベロ👅付き!
しかも、中にも小物ネット装備です。
最強だ〜✨👍🏻✨
こりゃ〜凄いわ!
超〜お宝テントですね。
入手した価格を聞いて、またまたビックリ!
相場の半分以下じゃろ〜!
羨ましいな〜
糠平対岸らしい、大自然に囲まれた空間に酔いしれるマフディ。
テント内の準備もせずに、外でのんびりと自作ペグのテストしたり、写真を撮ったりしていたら、何と!
釣り穴🕳が凍ってしまっておる!
ペキペキと氷を砕いて、更に無駄な時間を過ごすマフディ。
予期せぬアクシデントも続きます!
何と、硬くて丈夫な樹脂のワカサギシザース入れの取っ手部分が、簡単に割れました!
更にバッカンに貼り付けた強力な粘着テープも、剥がれて粘着力が失われてます!
バッカンのカバーとして使用している柔軟性のあるビニールも、噛み終わったチューインガムのようにカチカチに硬くなって、パキッと裂けてしまいました。
恐ろしや糠平湖!
まーまーさんいわく、向かう途中の道路でもマイナス22度以上あったらしく、氷上スレスレではマイナス26度は超えているのではないかとのこと。
ダイヤモンドダストも発生して、空気中の水分さえもが凍っていました。
凍ったバナナで釘が打てる世界です。🍌🔨
対岸に向かう最中にも湖上を歩いていると、被った覆面の隙間から出た頬の皮膚が、ヒリヒリ痛かったですからね〜🥷🏻
午前8時45分にまーまーさんからホットコーヒー☕️の差し入れです♪
う〜ん身体が温まって美味しい。
開始前の魚探です。底にほんの僅かのトゲ反応あり。やはり水深は22mあります。
いつものオープン当初の開幕戦並みの水量です。
午前9時06分撮影 一匹目
まーまーさんから遅れること1時間30分、マフディもようやく釣りを開始です。
早速、入れピクで当歳魚が一匹釣れました。
この時間になると、まーまーさんも時速が上がってきたみたいです。
開始1時間後 67匹
時速67匹でした。
まーまーさんも2時間目は同じくらいのペースで釣れていたみたい。
そして、この頃にもまーまーさんがテント前に来てくれて話をしていたら、遊漁料集金を任されているガイドセンターの河田さんがスノーモービルで到着しました。
流石、十勝地元民のまーまーさんも河田さんと互いに知合いの仲らしく、この日は釣り人も少なくて、いろいろと団欒されていました。
私もお金を用意して、テントの扉を開けた状況のまま、耳👂ダンボにして釣りを続けていると、アクシデントが発生してしまいました❗️
何と、何と、巻き上げ水滴の瞬間的な凍結によってガイドが詰まり、右手の穂先が一瞬でクラッシュ❗️
いつもの学ばないルーティンです。
やっちまったぜよ
このようなアクシデントには、いつもであれば手を止めて穂先交換をするのですが、今回は手順を変えてみました。
↑巻き上げクラッシュした穂先
実は前回の釣行で、ふぁんさんから不要となった叩き台を頂いていたので、それを予め横に用意しておき、予備リールのレイクマスター ct-tに仕掛けを付けて、直ぐに使える状況にしてありました。
予め用意するのは、時間の無駄かもしれないですが、好調な時間にリズムが崩れるよりは良いかと思い、どんなものかと試しにやってみました。
穂先クラッシュ、仕掛け祀り、スプール巻き込み、リール故障など、突発的なトラブル対策にはなりそう。
こんな時には膝や腰が固まっていて、スムーズに動けないのよね。
💥🧎🏻⚡️
数釣りに挑戦する際には便利かもしれませんが、パワフルなデカサギが多い場合には、氷下で祀る恐れもあるので無理かな?
まーまーさんと団欒しながら釣りをしている最中に外道の引きがあり、釣り上げると21cmのチビサクラマスでした。
リリースせずに、バッカンに放り込むマフディ。
笑
釣りネタが豊富と笑うまーまーさん。
(⌒-⌒; )
終いには、まーまーさんの近所界隈でしか知らないようなローカルネタまで飛び出して、とても楽しいコラボでした。
その後、うさぎさんチーム所属のまーまーさんは、ペースを調整しながら200匹に達した時点で納竿されました。
亀🐢さんチーム所属のマフディは、うさぎさんが休んでいる間も黙々と頑張りました。
実釣3時間でジャスト200匹になりました。
その間はペースが変わらず、時速67匹でした。
朝方の寒さに負けて破れたバッカンのビニールに、針が頻繁に引っ掛かってしまう想定外なトラブルに泣かされたのは残念でした。
私も200匹になったことで、やっと休憩しましたが、膝が固まって動けない!
ヨロヨロ フラフラ オットット!
何とかテントの外に出れました。
↑この日の釣り座です。
ダイワクリスティアcrtαは、今回は穂先クラッシュにて早くもリタイア。
レイクマスター ct-tの二刀流は、二年ぶりです。
片付けしているまーまーさん宅を訪問です。
👆🏻ピンポーン♪
本日使用していた秘伝リールを見せてくれました。
スイッチが市販バージョンと違う特別な物らしいです。ほぉすけさんバージョンだとか。
使い込んでガタもあるようですが、なかなかのマニアックなリールを使いこなしていて素晴らしい。
✨👍🏻✨
20分間の休暇をして、昼食はサンドイッチ🥪にしました。
この頃から風が強くなって来て、張り綱の効果が発揮されてきました。
その後に再開すると、少しずつペースが上がってきました。
開始から5時間の時点で383匹となったので、休憩した分を残業して400匹にしてみることにしました。
そして、実釣5時間を僅かに3分切る、午後2時17分で401匹となり納竿としました。
結果として、実釣平均時速80匹くらい。
この日の仕掛けは、ハヤブサの瞬貫わかさぎ6本針0.8号と1号を使いましたが、どちらも同じような釣れ具合でした。
チビサクラマスも持ち帰り。
のんびりと片付けて、糠平湖対岸とお別れです。
キノコ🍄氷と、奥に僅かに見えるタウシュベツアーチ橋梁。
アーチ全体が見えるのは、まだ先ですね。
さてさて、
今年も糠平湖対岸の美しい風景の中で、氷上ワカサギ釣りを満喫することができました。
笑顔が素敵なまーまーさんとも、並んで楽しいコラボできました。
予定以上の釣果が得られたこともありがたく、自作釣りグッズも活躍してくれて、新たな情報までも得られて、とても有意義な釣行となりました。
めでたし、めでたし〜 (^^)
まーまーさん、ありがとうございました。
🙇🏻♂️