夫がガンで亡くなったとき
子供は1歳だった
最近 街中は
バレンタイン用のプレゼントやお菓子コーナーを
ちらほら見かけるようになってきた
幼稚園のとき
父の日の参観日が毎年ありました
その参観日は普段は平日の行事なのが休日にあるので
ほとんど お父さんがいらしていた
幼稚園は 母子家庭の子供のことを考慮してくれていたのか
父の日の似顔絵などもなくて
ありがたかった覚えがある
ほとんどがご夫婦で参加されてる参観日に
私は一人で参加していた
海外に単身赴任のご主人のいるお友達と一緒に行っていたので
ありがたいことに疎外感はあまり感じられなかった
今は入学や卒業も
お父さんが会社を休んで出席する姿をよくみかけます
うちは 父と子で写っている写真は
1歳までしかない
子供が1歳のときの父の日は
もう既に夫は入院していました
物心ついたころの親子で写っている写真もない
父の日のプレゼントもしたことがない
子供からバレンタインにチョコもあげたこともない
もし夫が生きていたら
父の日やバレンタインに子供からプレゼントされたら
めちゃくちゃ喜んだことだろう
10倍返し以上のものを 子供にあげていただろうな
バレンタイン用のお菓子売り場を見て
ふとそう思った
夫は甘い物が大好きだった
コーヒーにもお砂糖を何杯も入れて飲んでいた
私はブラック派
子供は夫に似たのか
甘党でチョコが大好き
私はそれほど甘い物は食べないのに
夫と子供の職種も似ている
血液型も 子供と夫は同じAB型だ
私と子供は仕事の好みも全く違う
そんなとき 一緒に暮らせる時間はほとんどなかったけど
やはり親子なんだな~
こんなとき つくづく思う