こんにちは! ( ੭ु ╹ω╹)੭ु⁾⁾

 

 

新型コロナウイルスに関して。最もお問い合わせが多いのがこちら下差しです。

 

 

検査は受けられますか

 

 

ワイドショーなどでも、賛成派と反対派で 連日盛り上がっている話題でもあります。

 

しかしながら、論点がだいぶずれていることや、情報不足による誤解も多いことから

 

微力ながら、おっさん先生が再び筆を執った次第であります。 “〆( ̄^ ̄*) 

 

 

まず、新型コロナウイルスのPCR検査の実施についてを考えるにあたっては

 

皆さまに知っておいていただくべきことが いくつかございます。 上差し乙女のトキメキ

  1.  検査の診断能力は100%ではないこと
  2.  検査結果には陽性・陰性の他に、偽陽性・偽陰性もあること
  3.  特効薬は無く、検査結果によって治療法は変わらないこと
  4.  PCR検査は、インフルエンザの検査とは異なること
  5.  資材・資金・時間・医療機関・検査機関には限りがあること
  6.  院内感染に配慮が必要であること
  7.  医療機関には、現在 別の病気で治療中の方々が多数いること
  8.  医療従事者も感染すること

新型コロナウイルスのPCR検査を積極的に行うにあたっては、

 

少なくとも これらのことを理解し、配慮して考えなければなりません。

 

つまり、ただ 「検査をする」 「検査をしない」 という次元の議論では済みません。

 

それは、検査をお受けいただくかどうかは、個人の問題にとどまらず

 

波及的に社会全体の問題になっていってしまうことや、

 

感染症の蔓延や医療崩壊は なかなか元に戻せないことなどが理由です。

 

そして、各々が個人の判断で独自にバラバラで動いてしまいますと

 

例え 大勢が正しく行動していたとしても、少数でも悪い行いがあれば

 

最悪のシナリオに流れていってしまうところが、感染症の怖いところでもあります。

 

ですので、足並みを揃えるということが とっても大切になります。 ((◕ˇ﹏ˇ◕ ))

 

 

 

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さて、新型コロナウイルスのPCR検査の実施についてですが

 

 

必要な方がきちんと検査を受けられる体制を整えることが大切

 

 

と、考えております。 ヾ( ・ ⌓ ・ )ノシ

 

全員の方に ではなく、どうしてこのような曖昧な表現になるのかを、これから説明いたします。

 

 

 

とびだすピスケ2 検査の診断能力は100%ではありません

 

未知なるウイルスと遭遇し、皆さまも不安な日々を過ごされていると思います。

 

そんな中、多くの方々が思われるのが

 

検査で自分が感染しているのかを知りたい

 

というお気持ちだと思います。

 

専門家が あーだ こーだ と言っている医学的見識云々の前に、

 

まずは純粋に 「安心したい」  というお気持ちが強いのだと思います。

 

これは当然のことですし、よくわかります。

 

しかし、この 「安心したい」 というお気持ちに対する答えが

 

話題のPCR検査をお受けいただくことで解決するかというと、微妙なのです。

 

実は、多くの方が わかっているようで わかっていない ことになりますが

 

残念ながら 100%の診断力を備えた検査というのは存在しません。

 

つまり、「検査で陽性と出た = 新型コロナ感染症です」 とは断言はできないですし

 

同じように 「検査で陰性と出た = コロナ感染症ではありません」 とも断言はできません。

 

そして以下で詳しくお話しますが、間違って 「感染していない」 と診断された方々(偽陰性)は

 

当然ながら 「自分は感染していない」 と誤解したまま、通常に生活をされることになります。

 

本当は感染しているのに、気が付かずに出歩かれてしまいますと

 

例えそれが少数であっても、感染が蔓延してしまうことにつながってしまいます。

 

指定感染症であり かつ まだまだ未知な部分の多い 新型コロナウイルスにおいては

 

皆さまもご存知なインフルエンザとは異なり、この偽陰性は無視できない注意すべき点です。

 

したがいまして、検査の精度が不透明な状況の中においては

 

本当は感染しているのに間違って陰性と判定される偽陰性を いたずらに増やさないように

 

検査の実施は 「必要な方に適切に行う」 が妥当なのだと考えられます。

 

特に、拡散していく性質を持つ感染症においては なおのことになります。´・ω・`)b

 

 

とびだすピスケ2 検査結果には陽性・陰性の他に、偽陽性・偽陰性もあります

 

検査結果は 「陽性」 と 「陰性」 の二つと思われている方々が大多数と思われますが

 

基本的に100%の精度の検査は存在せず、「外れ」 の結果も含まれることになります。

 

この残念な外れの結果には 「偽陽性」 と 「偽陰性」 が存在します。

 

つまり、検査結果には 大きく4つがあることになります。

  1.  感染している人が、感染していると判定される OK
  2.  感染しているのに、感染していないと判定される
  3.  感染していない人が、感染していないと判定される OK
  4.  感染していないのに、感染していると判定される

図にすると、こんな感じです。下差し

 

 

感染している人が感染しているときちんと判定される確率(感度)が100%、

 

感染していない人が感染していないときちんと判定される確率(特異度)が100%、

 

そういう完璧な精度の検査があれば何の問題もありませんが、実際にはそうはいきません。

 

もちろん いい加減な精度の検査は、当然ながら採用されませんから

 

外れの結果である偽陽性と偽陰性は、それほど多いわけでもありません。

 

しかし拡散する性質を持つ感染症においては、その少数の外れを無視できません。

 

特に問題となるのが、偽陰性(感染している人が感染していないと判定される)です。

 

偽陰性の方の外出が増えてしまうと、感染拡大につながってしまうからです。

 

偽陰性の方は 本当は感染しているのですが、「検査結果は陰性です」 と言われていますから

 

大抵は 「よかったー、コロナ感染じゃないんだー カナヘイうさぎ 」 と誤解してしまう結果となり

 

普通に外出したり、仕事にも行かれてしまうため、感染を拡大する要因となってしまいます。

 

「それやったら偽陰性の人が気を付ければええやん えー」 と思われた方もいるかもですが

 

本当の陰性なのか それとも偽陰性なのか は、後で振り返ってはじめてわかるものです。

 

判定結果は100%ではなく、かつ 判定の時点では偽陰性は見分けられないものですので

 

某ワイドショーで提案されているような、希望する方全員に闇雲に検査を行ってしまいますと

 

偽陰性の方々が知らずに感染を拡大する心配な状況を助長させてしまうことになるのです。

 

ですので、検査は必要な方に適切に行う にとどめるのが妥当と考えます。 ( o^-^) b 

 

 

とびだすピスケ2 特効薬は無く、検査結果によって治療法は変わりません

 

この点が、よく比較されるインフルエンザとは 明らかに異なる点です。

 

インフルエンザは診断がつけば、タミフルをはじめとする抗ウイルス薬の使用が可能です。

 

したがってインフルエンザの検査を行うことは、治療方針を決めるにあたり価値があります。

 

しかし 新型コロナウイルスでは、検査をしてもしなくても 対症療法の一択しかありません。

 

ですので、新型コロナウイルスにおいては 治療的にはあまり検査に有益性がありません。

 

「検査で早期に感染が分かると 重症化を予防できる」 というご意見もありますが

 

残念ながら早期に感染の有無をチェックすることと、重症化の予見とは別ものです。

 

医療機関を受診していただいた方が、より全身状態の確認はさせていただけますので

 

重症の方をより見逃さないという点では、確かに意味があることです。

 

ですが、重症の方を検出するよりも、感染を蔓延させる院内感染のデメリットの方が

 

おそらくですが影響としては上回り、悪い面の方が大きくなると予想されます。

 

したがって、全体のバランスを考えますと、軽症でも何でも診療をガンガン行っていくよりも

 

お風邪の症状のある方はご自宅で慎重に様子をみていただきつつ、

 

発熱が続く、体調が優れない場合に、適切な対応を行っていく方が良いと思われます。

 

 

とびだすピスケ2 PCR検査は、インフルエンザの検査とは異なります

 

新型コロナウイルスにおけるPCR検査と、通常 行われているインフルエンザの検査とを

 

同じようなものと誤解されて議論がなされていることも多いのですが、全く異なるものです。

 

PCR検査は、インフルエンザの検査のように診察室で簡便にできるものではありませんし

 

かつ、新型コロナウイルスは指定感染症なので 検体採取も感染防具なしには行えません。

 

また、PCR検査を行うための適切な検体採取ができる環境を整えている医療機関は

 

実は大きい病院の中でも そうあるものではないというのが実情です。

 

 ※ 「感染症 ・ 検体採取 ・ 陰圧室」 などでググってみてください

 

ですので、希望される全員の方に検査をお受けいただくというのは

 

日頃行われているインフルエンザの検査と違って、そもそも実施は非現実的なのです。

 

このような現実を把握された上で、検査を行うべきかの議論をしていただく必要があります。

 

 

とびだすピスケ2 資材・資金・時間・医療機関・検査機関には限りがあります

 

検査が全然できないというのは不適切という点には、全くの異議はありません。

 

検査が必要な方々には適切に行われるべきだと考えます。

 

ただし、検査希望の全員の方に検査を行うというのは非現実的です。 (*´⌓`*)

 

検査・治療を行うために必要な資材・資金・時間・人材・場所などは無限ではないからです。

 

指定感染症の扱いである新型コロナウイルスでは、陽性 = 入院隔離 が原則ですので

 

体調的には自宅療養が可能な軽症の方でも、陽性と判定されれば入院隔離となり

 

限られた病床を次々と埋めてしまい、重症の方が入院できなくなる危険性が高くなります。

 

これは対岸の火事ではなく、そういう傾向が実際に日本でも見られ始めています。


限りのある資材は、より必要性の高い方の検査・治療のために適切に使われるべきです。

 

現在の議論は、「もっと検査を行うようにする」 ということばかりが独り歩きしていますが

 

指定感染症の扱いである新型コロナウイルスの場合は、そう簡単ではありません。

 

陽性の場合は原則入院なので、検査数を増やすなら それに対応できるだけの病床の確保や

 

検査用の場所・感染防具などを、感染予防を満たした上で十分量確保する必要もあります。

 

また一度始めてしまった後で 病床・資材 などが足りなくなって休止という事態になれば

 

「なんで俺はできないんだー プンプン」 という苦情が殺到することは想像に易しいですので、

 

十分な数の病床・資材などを、事前にしっかりと確保しておく必要もあります。

 

つまり、もっと検査を行うかどうかの議論は、検査後のフォロー体制をどうするのか

 

そのための医療資源をどのように確保するのかなども セットで議論をしないといけません。

 

軽症の方は自宅療養を認める、検査はドライブスルー方針を認めるという案もありますが

 

むしろ感染を拡大させる危険性や、予算・資材には限りがあることなどを踏まえると

 

さすがに希望する全員の方に検査を行うのは、試算が甘すぎるように思います。

 

「必要な方に適切にきちんと検査が行える体制を整える」 が妥当かと思われます。

 

まぁ、できない できない と言うばかりではなくて、限られた資材・人材などの中でも

 

より良い打開策を探っていく議論が引き続き行われていってほしいですね。 (σ・∀・)σ

 

 

厚生省 「ドライブスルー方式のPCR検査を実施しない理由について」

 

 

とびだすピスケ2 院内感染に配慮が必要です

とびだすピスケ2 別の病気で治療中の方々が多数いらっしゃいます

 

仮に検査を自由に行うようになったら、おそらく検査希望者が医療機関に殺到するでしょう。

 

先日のマスクやトイレットペーパーの騒動を見てもわかるように

 

パニックを抑制することは、極めて難しいと言わざるを得ません。 ( ・ ⌓ ・。)

 

しかし検査ができる施設に希望者が殺到すると、感染拡大につながるリスクが高まります。

 

最初に武漢で感染が広がり始めた時に、ニュースを見た世間の声はいうと

 

「あんなに病院に人が集まったら、感染は逆に広がるでしょ」 という批判の声でした。

 

なのになぜか、今の日本でも 同じ状況を作ろうとしている動きがあるのです。

 

大勢の人数が集まれば、確率的にその中に感染している人が混じるのは当然ですし

 

しかも感染を疑って集まった集団であれば、なおのことその確率は上がるでしょう。

 

ですので、感染をしていないことを確認するために医療機関に行ったはずなのに

 

逆に 新型コロナウイルスをもらって帰ってくる という摩訶不思議なことになりかねません。

 

不用心に感染者を増やさないためには、検査のために人が集まらない方が得策です。

 

また、各医療機関には、新型コロナウイルス以外で受診されている方も多数おられます。

 

新型コロナウイルスの検査を希望の方が医療機関に集まってしまいますと

 

この別のご病気で受診されている方々にも感染させてしまう心配も高めてしまいます。

 

医療機関には新型コロナウイルス感染症が重症化しやすいとされる方々も多いため、

 

自宅療養ても治るはずだった軽症の新型コロナウイルスの方も医療機関に押し寄せると


こうした重症化のリスクが高い方々に感染を広げてしまうことは想像に易しく、

 

新型コロナウイルス感染者数も、そして重症の感染者数も増やしてしまうことになります。

 

これは誰もが望まない結果だと思いますので、全体を考えた検査計画が必要なのです。

 

検査を受けることでの一時の個人の安心よりも、重症化しやすい方々を感染から守ることを

 

皆さまにはより大切にしていただきたく、何卒ご理解とご協力をお願い申し上げます。

 

 

とびだすピスケ2 医療従事者も感染します

 

意外と軽視されてしまう部分でもありますが、医療従事者も皆さまと同じように感染します。

 

もちろん医療従事者の多くは、感染したからといって 後悔する者は少ないでしょう。

 

しかし、新型コロナウイルスは指定感染症の扱いですので 陽性 = 入院隔離 です。

 

当然ながら、それは医療従事者であっても同様です。 :; (∩´﹏`∩) ;:

 

体調が悪くても 歯を食いしばって、無理して診療を行うというわけにもいきません。

 

医療機関の閉鎖が相次いだ場合、コロナウイルスの治療を担う所もなくなりますし

 

そして同時に、現在 別のご病気で治療中の方々が受診する所もなくなってしまい

 

最も恐れる 医療崩壊 という最悪の結末を招く危険性が高くなってしまいます。

 

 

 

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最後まで読んで下さった方、ありがとうございました。 (๑╹ω╹๑ )

 

厚労省の現在の推奨は、風邪症状があったら 外出せずに家で休むこと です。

 

感染拡大防止のため 「検査するまでもなく、疑わしきは全員外出させない」 という方針です。
 

ここまでお話してきました通り、現状では 検査は必要な方に適切に行うことが妥当です。

 

お一人お一人に考え方があると思いますし、テレビでもいろいろなことを言っています。

 

しかし、金儲けのためとか、名声欲しさとか、政治的しがらみとかで

 

正しくないことが、テレビやネットなどで独り歩きしているのも事実です。

 

さまざまな側面で物事を考えられるようにしておかないと

 

この情報過多の社会では、間違った情報に踊らされてしまうことにもなります。

 

そして、社会全体のことを考えられる優しさを、皆さまは持っていらっしゃるはずなのです。

 

新型コロナウイルスの感染の終息に向けては、皆さまのご理解とご協力が必要です。

 

この記事だけを信用しなくても構わないので、さまざまな情報に触れていただき


「こうした見方もできるんだな 口笛 」 と一旦は捉えていただいて、

 

自分にとっては何が正しいのかを、ぜひこの機会に吟味して決めてほしいいと思います。

 

その一助となれば幸いです。 (n╹ω╹)ηカナヘイきらきら

 

 

 

星 まはろクリニック 星

 

糖尿病専門医による診療をお受けいただけます

小田急線 相模大野駅 徒歩4分です

提携の駐車場もございます

 

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https://www.mahalo-clinic.jp/

(´,,•ω•,,`)