僕がW杯でコロンビアに勝った理由(わけ) | まぐまぐまぐろんブログ・・・略して、まぐロ

僕がW杯でコロンビアに勝った理由(わけ)

・さて、いつもは東京ヴェルディとアーセナルでしかお目にかかれない観戦記ですが、調子に乗って日本代表も書いてしまいます。ただ、勝ったにも関わらず、少し水を差すかもしれません。ただ、勝った瞬間にはまぐも大声をあげて喜んでしまいました。そういうもんです。試合が始まる前には色々と知らない部分もありましたし、情報戦でかく乱しようとしたんでしょうけど弱点を露呈したかもしれませんね。あ、コロンビアの方です。






・日本代表が勝った理由・・・誰もが一目でわかる開始3分での退場。これがすべて。なので、とにかくコロンビア代表関係者は全力で退場したMFカルロス・サンチェスを守らねばなりません。オールドファンなら決して忘れる事は無いであろう故アンドレス・エスコバル選手を。犯人は不法賭博シンジケートの関係者であったとされている、さすがに今は2018年。そんな事はもう無いと信じたいが、本気で気を付けてもらいたい。もし、この退場が無く、大迫が決めていたら、香川が決めていたら、11人 vs 11人でガチで攻め込んでくるコロンビアを想像すると恐ろしいものがあります。幸運にも退場し、PKもあり、前半からスタミナを使わせた事。すべてが日本に風が吹いた。それだけの事。





・ぺケルマン学校なんて言われて、アルゼンチンの若手を育てたという経緯がありますね。そういう意味で日本代表監督の座にも推薦されていた気がしていますし、八百長問題のアギーレよりいいんじゃないかって論調だった気も。しかしですね。今回の采配は若干どうしたの?ってな感じもありますね。守ってカウンターせねばならないのに、クアドラードを外すというのはどうでしょ。結果的にFKを決めてますがキンテロ外しでもいい気がしますね。ファルカオを頂点に左右のイスキエルド、クアドラードのスピード勝負で充分だったかと。



・まぁ、とっくにこの論争になってますけど、「衰え」の問題がやはり見え隠れしますね。GK川島のあのセーブはやはり「?」ってな感じですね。なぜにキャッチしに行った。捕ってもゴールん中だよね。更には長谷部も遅れて対応するケースが目立ち、ボールロストもやはり多く柴崎のカバーだけしてる方がマシな格好に。PKは決めたものの、香川・本田らは結果的にあまり局面で顔を出していない。でも、ゴール&アシスト。更に戦術が結果的に「縦へ早く」という意図になってる点も不思議、柴崎からの縦一本がかなり多く、こうなるとますますもって「ハリルの解任」ってどういうこと? 戦術は踏襲するって言ってましたっけ? そして、大迫のCKは圧巻でした。競り合ってる状況でもって、相手との一対一、競り合いに負けないっていう見事なCKでした・・・これこそ「デュエル」じゃん。球際の競り合いじゃん、空中戦じゃん。大迫が体現してくれたじゃん。





・更に「勝った理由」としてふさわしいのは「ハメス・ロドリゲス」の強行出場。1人少ないんじゃない、2人少ないんだ。これは勝たないといけない試合に変わりましたね。正直、この試合は最後まで温存するべき選手だったかもしれない。ハメスいるよ、ハメスいるよと思わせぶりな態度を取って相手をビビらせる作戦。しかし、この試合ですべてがバレてしまいました。それが「ハメスは今大会欠場するべき負傷を負っている」という事。この1試合に限らず、残り2試合でもベストパフォーマンスは望めないでしょう。これでポーランド、セネガルは「ハメスのいないコロンビア」という認識になり、勝ち点3をハイエナの様に狙ってくるでしょうね。むしろ、3戦全敗を心配しなきゃいけないのはコロンビアかもしれない。




・うーん、これが全部情報戦だというなら大したもんだ。ハリルを解雇して、西野さんが日本人ならではのサッカーをやると大風呂敷を掲げておいて、やるサッカーはハリルのをやるって決めてたんなら大したもんだ。まぐも騙された。ただ、この1試合ですべてがひっくり返る訳ではない。もともと、三戦全敗濃厚だった所を奇跡のオンパレードが起きて初戦に勝っただけ。まだ、残り2試合で負ける可能性もある。何せ、次のセネガル、ポーランドはもう「油断などしない」訳で。先制点を取った時点で引いて守る事は十分に想定される。今後は先制点を絶対に与えない事が重要。何なら、残り2試合を0-0でも突破出来るかもしれんし、「0-0の時間を長くする」ことが重要になるかも。残り2試合は、今回の様な面白い試合ではなく、ガッチガチな試合をしてでも突破に賭ける事が寛容かもしれん。