日本にとって中国とは何か (全集 中国の歴史) | 誇りを失った豚は、喰われるしかない。

誇りを失った豚は、喰われるしかない。

イエスはこれを聞いて言われた。
「医者を必要とするのは、丈夫な人ではなく病人である。わたしが来たのは、正しい人を招くためではなく、罪人を招くためである。」
(マルコによる福音書2章17節)

中国語版にも翻訳された(本書を含む近代史

2巻分を除く)講談社版の『全集 中国の歴史』

シリーズの第12巻です。本書では「2000年余りの

日中関係を問い直す」とし、日中6人の研究者が

論じます。






僕が講談社版の『全集 中国の歴史』シリーズを読み


終えたのは2009年から2010年の間のことでした。


このシリーズは全12巻、2004年11月から2005年11月に


刊行されており、相当読むのに苦労したことを覚えて


おります。


現在では中国人の観光客が退去して日本に押し寄せる


一方、国家間の間では日中関係がギクシャクしているのは


周知の通りだと思います。

二本と中国は基本的に同じアジア圏にはおりますが


本質的にはまったく違う人間であり、「多民族国家」である


彼らのことを理解するきっかけとして、本書及び本シリーズを


読んでいただけるとありがたいです。

彼らの国がいったいどういう歴史をたどってきたのか? 


本書では礪波護、尾形勇、鶴間和幸、上田信、葛剣雄、


王勇の各先生が「2000年余りの日中関係を問い直す」とし、


各社各様の論考を縦横無尽に語っておられます。

タイトルにもありますように


「日本にとって中国とは何か」


それを知ることから、新しい、もしくは本質的な日中関係が


始まるのではないでしょうか? 良きにつけ悪しきにつけ現在、


中国を無視して物事が成り立たない以上、なんらかの


対策を立てていく必要性がこれからますます必要に


なってくるでしょう。そういった意味でも本書及び


シリーズは役立つものです。






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