無駄な学びはありません

あっ、ピアノ弾こう

　家族で学べるピアノ教室　

    愛媛県松山市　まごころピアノ教室です　

４月に娘と一緒に行った砥部焼絵付け体験のお皿が届きました。

鍵盤の間隔も色合いもばっちり✨。

売っていたら買うレベルにしたいと強く念じながら作って良かったです。

早速普段使いしています。

今日はあの頃の学びが繋がったという話を。

教員時代、「音楽なんかやっても」という生徒さんがいました。

確かに音楽の道に進まないのであれば○長調だとか○短調だとか音楽記号の話なんてつまらないかも知れません。

が、私はいつも「もしかしたら将来クイズ番組に出てそれを知ってたか知らないかで賞金のウン百万円を逃すかも知れないよ〜」とか「将来お父さん、お母さんになって子供に音楽を習わせた時、ちょっと知ってると一緒に楽しめるよ〜」と言って授業をしていました。

“今”役に立たなくてもいつか役に立つからということを伝えたかったからです。

昨日娘が学校の宗教の時間に聖書を英語で朗読することになったと練習をしていました。

学校で使っている聖書を見せてもらうと懐かしい文字が✨。

私はクリスチャンでもないし高校まで全部地元の公立学校で育ちましたが、先日書いた耳鼻咽喉科の叔父さんのご家庭がクリスチャンだったため、教会に来てみない？と誘われ中学生の頃日曜学校に通っていたのです。

実家はバリバリ仏教徒だし正直つまらないなあと思いながらも両親は自営業で日曜日こそが忙しい家庭。

両親も日曜に家でダラダラされるよりは日曜学校でも行ってくれたらと思ったのでしょう。

何だかんだと３年程通いました。

そこで当時の牧師さんに礼拝の時に分厚い聖書（旧新両約合わせると66あります）をパッと開けるのに便利な歌を教えてもらいました。

例えば『ヨシュア記』と言われたら旧約聖書のどの辺に出てくるのかパッと分かるよう、鉄道唱歌のメロディーに合わせて

🎵創、出、レビ、民、申命記、ヨシュア…🎵

あ、ここだ✨。

という風に。

若かったからかすぐに覚えて、日曜日の礼拝の時にはとても役に立ちました。

が、その後の人生においてはほとんど役に立ちませんでした😅。

でもこうして30年以上も経って我が子が聖書を読むようになった時、中学生の頃に覚えたこの歌が役に立ちました😁。

他にもクリスチャンでも無いのに日曜日に教会の礼拝に参加して何が良かったって、毎週毎週賛美歌を歌うことで初見視唱と四声体の音楽に慣れたことで、四声体聴音が得意になったこと。

賛美歌に触れることにより、自然に四声体の約束毎が身に付いていたのです。

なので今の生徒さんにも言いたいです。

レッスンの中にはこんなことやっても面白く無いのに💨と思うこともあるかも知れません。

でもそんな事こそ新たな分野を見せてくれるんだ、いつか必ずどこかで役に立つんだと思って学んで欲しいなと。

私が見てきた成功しているなと思う人は何事も素直に学んで来た人、学べる環境に常に感謝している人、そんな気がします。　　

何の目的も無くレッスンを受けてる子（たまにはそんな日もあります😅）気をつけようね。

レッスンが受けられることは当たり前のことではありません。

感謝の気持ちが何よりも大事です。

 【変ホ長調】

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