ぶっちゃけ『キレイ』にはそれほど興味ない。 | 多久潤一朗オフィシャルブログ
August 21, 2018

ぶっちゃけ『キレイ』にはそれほど興味ない。

テーマ:ブログ

image

大阪桐蔭の応援のブラスバンドが上手い。

音程や縦のリズムがとても品よく整っているので

『かっとーばせー!○○○!』

の掛け声も、襟を正して発せられそう。

大阪桐蔭が強いのは音楽の力もあるだろうな。

image

応援するための音楽って、自己表現だと思います?

 

image

と、ここ数日はまたスタジオでレコーディングしてます。

 

レコーディングして、自分の音聴いて、を繰り返します。

いつも思うのは

『もっとシンプルで素敵な演奏は出来ないものか』

というもの。

 

はい、とんこつー!

みそー!

しょうゆー!

カレーー!マーボー!コンソメー!

みたいな音分けは得意なんですけど、

 

じゃあ究極の醤油を、味噌を作れるのかと言うと

うぐぐ・・・となってしまう。

image

受験とかコンクールで結果出すために『スーパー自己アピール』ばっかりやってきたから

音がどうしても前に出ちゃう。

 

背脂が浮いてる。でも、取ると旨味がなくなる。

 

具も定番で、作り方も普通で、でも食べるとホッとしてまた食べたくなる中華そば。

 

こういう演奏は本当に難しい。

 

実は大学時代、そういう音を出す人は周りに何人かいて、『どうやったらそういう音が出せるの?』と聴いたけど、決まって返ってくる答えは

『特に何もしていない』だった。

モイーズの『ソノリテについて』とタファネル・ゴーベールを毎日欠かさず2時間以上やってる、くらいだった。

やらない日があると気持ちが悪くなる、くらいだった。

あと、ちょっとでもノイズがある人の演奏に触れるとすぐに『汚くて聴いてられない』と言うくらいだった。

あと、素人受けしないから仕事も無いし、準備に手を抜けないから費用対効果が悪すぎてプロにはなれない人が多かった。

image

人には特性というものがあって、それは『欠点』ともいうべきものなのだ。

 

全てを手に入れたいのなら、その分を失う覚悟はあるのだな・・・。

 

 

『美しい』と『面白い』を天秤にかければ『面白い』が確実に勝つ、

この根付いてしまった感性を変えなければ、

『凡庸で美しい音』にはたどり着けないのだなと

感じる今日このごろ。

 

 

 

 

 

多久潤一朗さんをフォロー

ブログの更新情報が受け取れて、アクセスが簡単になります

Ameba人気のブログ

Amebaトピックス